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BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

バスキア

六本木で開催されていたバスキア展が昨日で終わった。最終日だけあり、夕方前を通ると210分待ちの表示が。3時間半。バスキアもついにディズニー並みに日本人に認知されたのかもしれない。功労者はZOZOの前澤さんであろう。あの落札額のインパクトは日本中に鳴り響いた。

この度の展示にはぼくは行かなかった。というのも1996年にニューヨークのホイットニー美術館で行われた最初の回顧展でたっぷり観ているからいいかと。

ちなみにこの展覧会を見るためだけにニューヨークまで行った。他にもマチスもわざわざ見に行ったなあ。こっちはMOMAだったっけ。

もちろんカタログ、というか画集も買った。昨日ふとそれを思い出し、自宅の本棚を探したところ、ない。あれ? 買ってなかったっけ?

会社にあるかもと今日探してみたがやはりこれも見当たらず。間違いなく買ってるんだがなあ。

下の表紙のやつ。

ちなみに20代の頃、ソーホーのマーチン・ローレンスギャラリーで、グロサリーストアの紙袋にバスキアがクレヨンのようなもので書いた絵があった。ハガキより一回り大きいくらいのサイズ。当時5000ドルと言われたのだが、貧乏な若者には高嶺であった。

先日アートディーラーの知人にこの話をしたら70倍にはなってるね、とのこと。

逃した魚はでかいぜよ。

 

 

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