OWLの小牟田です。
ただの偶然なんですけど、っていう話です。
「Mystery of Love」という、とても好きな曲があります。
多くの人は映画『Call Me By Your Name(邦題:君の名前で僕を呼んで)』のテーマ曲にもなった、スフィアン・スティーブンスのこの曲を思い浮かべるのではないでしょうか。
素晴らしいですね、とても。ティモシー・シャラメが最高に可憐ですが、曲も無論素敵です。
ただ、自分のなかでもっと好きなのはプリファブ・スプラウトの方です。
曲名、正確には「The Mystery of Love」で、定冠詞がついているのですが。
この曲を聞くと無条件で胸がキューッとなります。歌詞は知りません。海外の曲って、詞を知らない方が良かったりするじゃないですか。音はいいのに詞で妙なことを言っていたりもするので。
この曲はメロディが好きすぎて詞を知るのが怖かったのですが、今回意を決して調べてみました。
…わりに悪くない詩でした。よかった。
ドナ・サマーにも「Mystery of Love」という曲があります。
これも結構好きです。あまりにも当時の音なところが大変好ましいです。
というわけで、「Mystery of Love」という曲には好きな曲が多いです。この言葉の並びには、作り手を惹きつけるなにかがあるのでしょうか。「東京」という曲にハズレはない、みたいな言説もありますよね、そういえば。
最後に。
「Mystery of Love」を日本語にすると、この曲になるのだと思います。
この曲は、詞も音も最高に好きです。星野源というアーティストは、好きという言葉を使わないで、好きという感情を表現したいと昔から言っているような方で、この曲もラブソングがテーマだそうですが、「愛している」というような直球の表現はありません。けれど、行間からは愛しさが溢れまくっています。それこそが歌“詞”ですよね。
このブログにはいったい何回「好き」という言葉が登場しているのかわかりませんが、自分の語彙力のなさ、表現の稚拙さを恥じるばかりです、はい。。