OWLの小林です。
映画でも音楽でもドラマでも定食でも、同じものを何度も繰り返し選んでしまいがちです。
映画なら60セカンズ、オーシャンズ11。音楽で言えばロック、メロコア、パンク。ドラマで言えば古畑任三郎、IWGP。定食ならサバ塩+納豆、和風ハンバーグ。みたいな。
新しいものがダメってわけじゃないし、全然取り入れたいんだけど、ふとした時に手に取ったり選んだりするのは昔から変わってない。
その一つの要因として「大人になってからの音楽の好みは14歳の時に聴いた音楽で形成されている」説を推しています。これは音楽だけじゃなくて他のことにも言えると思う。
これ、意外と興味深くて、「この人、このバンド好きなの?」とか「あーこっち系の人なのね!」とか、飲みながら話したりすると結構面白いです。
そんなわけで今日は、僕が愛してやまないアニメの話。
◼︎
僕が生まれてから割とすぐだったと思うけど、僕の父親はレンタルビデオ店に通うことを日課にしていました。毎週土曜日に近所のビデオ屋から5〜10本ほどビデオを借りてきては寝っ転がって観て、たまに酒も飲んで。当時はサブスクはもちろん、DVDもない時代。テレビ脇には「もう観たビデオ」と「これから観るビデオ」をキッチリ分けて積んであったのを覚えています。その中にあったんですよ「美味しんぼ」が。
最近になって父親から聞いたんですが、数あるビデオのどれを再生していても何の興味も示さない僕が、美味しんぼが始まるとキャッキャ言いながらテレビの前に詰め寄って、食い入るように画面を見ていたと。
きっかけは多分、オープニングテーマだと思うんですよね。
一度聴いたら忘れない心を鷲掴みにされるサビのメロディ。14歳どころの話じゃなくて、三つ子の魂百までってことですかね。
もう少し大きくなってからは話の内容にも興味を持ちはじめ、それが今になっても変わっていないという感じ。特に最近はyoutubeでも編集版が公開されていたりして、ファンにとっては嬉しい限りです。(尺の都合で一部削って編集するのはやめてほしい)
主人公・山岡士郎は僕の憧れの人です。アイデアと実行力でピンチをチャンスに変え、これまでになかった価値観を作ってしまう。面白いと思ったことには時間も労力も惜しまず突き進む。やる時はやる。そんな人に私はなりたい。
美味しんぼというと、士郎vs雄山(究極vs至高)の親子対決ばかりが語られがちですが、それ以外の登場人物も全員もれなく魅力的だし、更にそこに「人情」というドラが乗ってくるのが美味しんぼの良いところ。エピソードによっては涙腺が崩壊します。
個人的に「これ!」というエピソードがいくつかあるんですが、期間限定公開のためか、今は観られないものも多いな…泣。
とりあえず「美味しんぼ 公式チャンネル」にチャンネル登録してもらい、好きなペースで楽しんで頂けたら。
「好きな美味しんぼエピソード飲み🍻」やりたいなぁ。
それでは🦉