BLOG - 岡田哲哉(グローブスペックス 代表)

グローブスペックス渋谷店、引っ越します! – 2

今年723日のブログでもアナウンスしましたとおり、「グローブスペックス渋谷店」は奥渋エリアに引っ越します。

これまでの神南エリアの店は先日、一旦そこでの営業を終え、これから引っ越し作業です。

109日(木)、新しい奥渋エリアの店がオープンします。新店舗の準備も大詰めを迎えています。本日、入口脇に銅板の看板が付きました。

その上のレンガ壁にはゴーストサインがあります。

ウィンドウのサインもあと少しですべて仕上がります。

今まで「グローブスペックス」の店舗作りはあまり特定の地域や街の雰囲気に偏らず、商品のセレクト同様、日本を含め世界中の魅力や良さをミックスして織り交ぜてきました。新渋谷店はニューヨークと米国東海岸のニューイングランドの雰囲気に寄せています。私は小学校の頃と転勤した20代の頃の二度ニューヨークに住んでいます。また今も展示会などで毎年行っていることと友人や知り合いも海外の中でも一番多いので、自分にとって第2のベースと感じる場所なのです。そのせいか分かりませんが、海外在住のお客様ではニューヨークの方が多いです。

今回は外観もニューヨークにある店のようになりますが、店内には以下のようなパーツを使います。

背後に掛かるワインカラーのタペストリーは2年前にニューヨークを訪ねた際、たまたま街中で開催されていたマーケットで出会ったものです。20世紀の初頭くらいにニューイングランド地域で織られたタペストリーで、背面は全く異なる絵柄です。新しい店では店舗エリアと私が予約制でお見立てや検査を行う「Oak Room」の仕切りとして使用予定です。

たくさんの引き出しがあるアイボリーの家具は1940年くらいにマサチューセッツ州で検眼医が使っていたものだそうです。カウンターの背後に設置して、いろんなブランドのケースなどを入れる予定です。今年の春、懇意にしているアンティークディーラーから譲ってもらいました。

金色の円盤は、1929年から70年代くらいまで、マンハッタン西側ハドソン川沿いを走っていた「ウェストサイド高架道路」に埋め込まれていた鋳鉄のメダリオンです。これらは17世紀からのマンハッタンの歴史が刻まれており、70年代くらいまでニューヨーカーたちに親しまれてきた、ニューヨークのスピリットともいえる貴重なアイテムです。当時5種類のメダリオンが作られ、そのすべてが揃いました。

古いメガネ看板が付いた時計はニューヨークではなく1940年代にフランスの眼鏡店で使われていたものです。「GLOBE SPECS」のロゴを入れて使うことにしました。

GLOBE SPECS」の “GLOBE” とは地球の意味で、世界のあらゆる国からメガネの可能性を探って日本で紹介して行こうとする理念を表していますが、地球儀の意味もあります。この青い地球儀は「グローブスペックス新渋谷店」のマスコットとなります。

今までも古いEXITサインを使っていました。ニューヨークのレストランやファッションの店でとても人気があるそうで、格好良い昔のEXITサインはビンテージショップで仕入れると飛ぶように売れるそうです。この度とびっきり格好良い、1930年代のEXITサインを見つけたので新しい店舗で使うことにしました。

新渋谷店の移転情報は、イラストレーターの竹内俊太郎さんによってとてもオシャレで素敵なアートになりました。すでにインスタの移転情報投稿などで公開していますが、このアート作品マップをメガネ拭きのクロスにすることにしました!

他にもあと2色あります。

少し大判なので、バンダナかスカーフのようにして使うのも洒落ていると思います。新渋谷店のオープンと同時に発売を開始する予定です。

この他にも新しい店のオープンを記念した特別なアイテムをいくつか用意していますのでお楽しみに!

109日(木)に「グローブスペックス新渋谷店」、オープンします!

 

グローブスペックス新渋谷店

151-0063

東京都渋谷区富ヶ谷1-43-9 1

電話:03-5459-8377(変更なし)

営業時間:12:0019:00

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