BLOG - 岡田哲哉(グローブスペックス 代表)

ニューヨークとフィラデルフィア出張。DAY 2

ニューヨーク2日目は現地の知人から教えてもらった情報で、最近ブルックリンの話題になっているエリアを訪ねました。泊まっているホテルから近いUnion Square駅からスタートです。

地下鉄で移動していると、禁止事項を書いたステッカーに面白いものがありました!

Atlantic Avenueという通りの一帯には、インテリアやアート関係のデザインストア、新進のファッションの店などがあります。コーヒーショップもいろいろとあるようです。

ただ月曜、火曜定休のところが割とあって入ることのできない店もありました。

昼はマンハッタンに戻り、最近人気のベーグル屋さんに行ってみました。

テイクアウトだけのベーグル専門店ですが、行ってみると人気店だけあってたくさんの人が列を作っていました。店の前に公園があったので、そこで食べましたが普通のベーグルとは異なる焼き方をしていて、外はパリッと、中はもっちりしていてとても美味しかったです!

この日、Sohoを歩いていると地元のファッションフォトグラファーから声をかけられ、急遽ストリートスナップを依頼されるハプニングもありました!

既にアップされているので見てみてください。Chaz Langley というフォトグラファーのIGアカウント「@langleyseye」、私のIGアカウント「@tetsuya_globespecs」でご覧いただけます。

ランチ後は今回のニューヨーク訪問の大きな目的の一つである、今進行中のプロジェクトに向けた家具や装飾品を探しに行きます。「グローブスペックス」の店舗はほぼすべての家具や装飾品にヴィンテージ品を使っていて、なかなか簡単によいものが見つからないのです。それだけに米国では東海岸と西海岸にそれぞれ品揃えとセンスに信頼のおける店や知人のディーラーがいて、ヨーロッパにもフランスと英国にそのようなツテがあります。今回はマンハッタンの中で最も信頼している店を久しぶりに訪ねました。

コロナ禍の前以来、久々の訪問でしたが、店長のJimは私のことを覚えてくれていました!

店内を見渡すと、やはりこの店は「グローブスペックス」に合うものがあります。早速見つけました!

進行中のプロジェクトのドアに使える、プッシュ型とプル型のドアプレートで、1920年台に「Philadelphia Civic Center(フィラデルフィア市庁舎)」で使われていたものです。またバックヤードの仕切りに付けられる “PRIVATE” の表示プレートも見つけました。

さらに店内を見渡すとしばらく前から西海岸のディーラーにも尋ねていた引き出し家具を見つけました。

この家具はなんと、元OPTOMETRIST(検眼医)が使っていたものだそうです。大きさや質感が進行中のプロジェクトにピッタリで、同じような仕事をしていた方の家具を受け継げるのは嬉しいことです。ただこの家具、一つだけ難点があり、各引き出しの後ろに大きな木材のストッパーがあり、それが全体の重量をかなり重くし、奥行きも大きすぎるものにしていました。その木材を外すことができるかどうか、そして結果として奥行きを短くできるか、後は価格交渉です。それらの結果を踏まえて最終決定する予定です。

夜はロサンゼルスの人とディナーの予定でしたが、その方が急遽来れなくなったので、予約をそのままにしてもらい行ってきました。「BLUE HILL」というモダン・アメリカンのレストランです。何年か前に行ったことがある店でしたが、その時点ではアラカルトのメニューでした。今回行ってみると内装もモダンにアップデートされており、お任せメニューで各メニューにペアリングでお酒も合わせるスタイルになっていました。このレストランは郊外に自分の農場を持っており、野菜など食材の味が抜群に美味しいのです! ニューヨークはレストランの競争も激しいので、人気店でもこのようなアップデートを図っているのですね。

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