BLOG - 岡田哲哉(グローブスペックス 代表)

紅葉真っ盛りの京都。

月に一度の京都行きの直前、テレビを見ていたら、今年は暖かかった影響で紅葉が12月初旬の今が見どころと報じていて、紅葉真っ盛りの東福寺を映していました。京都店で過ごした後に行ってみようと決めて向かいました。

まず昨年もきれいだった圓光寺に行きました。

今年も素晴らしい紅葉の色づきです! ただ前夜、雨が降っていて葉が少し濡れていたことと、朝若干曇っていたので、昨年の方がもっと鮮やかだったような感じがしました。

そのあと、東福寺に向かおうとしてタクシーに乗りました。かなりベテランの運転手さんが「京都は観光ですか?」と聞き「いえ、毎月仕事で来ていますが、今回は仕事後に紅葉を見たいと思って、今圓光寺に行って、東福寺も見たいと思ったんです」と伝えました。

すると「途中に見事な紅葉のお寺があるけれど、寄ってみますか?」と提案してくれたので、行ってみることにしました。真如堂(しんにょどう)と言うお寺です。ここは周りの道が狭く車が入りにくいことと、バスが停まる場所が無いので団体客が来ないこともあり、あまり知られていない穴場なのだそうです。

真如堂に着くと、確かにあまり人がいないのでゆったりしています。紅葉の色づきも確かにもっと鮮やかな赤やオレンジで、紅葉が景色を明るく照らしているかのようです! 正式には鈴聲山真正極楽寺というそうです。

再びタクシーに乗り素晴らしい提案をしてくれたことに感謝を伝えたあと、また運転手さんが少し遠慮がちに「東福寺のすぐ近くにもう一つ紅葉が見事なお寺があり、庭園と素晴らしい襖絵を飾るお寺がありますが、ご興味ありますか?」と尋ねてくれました。行き先を変えてしまうことに遠慮されていたそうです。「東福寺ではなく、そちらを行き先にしてください!」とお願いし、行ってみることにしました。

真如堂も確かな情報だったので、京都に精通しているベテラン運転手さんを信用した方が良いと判断しました。

連れて来てくれたのは智積院 (ちしゃくいん)というお寺です。こちらもあまり知られておらず、割と空いていて素晴らしい紅葉が見られました。赤く色づいた紅葉の色が、まるで花びらのような明るい赤やオレンジで、江戸時代に建立された総門や大書院と相まって素晴らしい景観です。

また宝物館にいくと、国宝に指定されている障壁画と、見事な庭園も見ることができ、京都を満喫できました!

たまたま乗り合わせたベテランの運転手さんがとても良い提案をしてくれたおかげで、あまり人混みもない京都らしい美しいお寺と紅葉を堪能できました。しかも、かなり短時間でたっぷりと!

そのあとも京都らしい昼ごはんが食べたくなり、老舗の湯豆腐店に寄りました。普段パリやニューヨークなど海外に出向くことが多いですが、海外の人たちから見たら京都が行ってみたい憧れの場所のトップに挙げられるのが多いことは十分理解できます!

 

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