BLOG - 岡田哲哉(グローブスペックス 代表)

ライトカバーサイン。

古い眼鏡店のサインは非常に格好良いデザインのものが多いんです。「グローブスペックス」の各店にも20世紀初頭くらいに使われていた美しいサインの数々が飾られています。

 

代官山店

 

京都店

 

渋谷店

この様なビンテージのメガネ店看板は簡単には見つからないので、欧米で知り合ったビンテージショップのバイヤーやコレクターから譲ってもらうことが多いです。

少し前に仲良くしているアメリカのビンテージショップのバイヤーから「テツヤが好きそうなビンテージサインがIGに出てるよ!」と教えてもらいました。イタリアのビンテージショップがこのボールライトカバーのサインを投稿していました。1920年代のビンテージです。

 

ぜひ欲しいと思い、DMでコンタクトしたところ、ショップオーナーの方から販売すると連絡があったのですが、実はタッチの差で実店舗に来られた方が購入されたことが後から分かり、手に入れることができませんでした。

その後しばらく経っても、買い逃したビンテージのボールライトカバーサインが気になっていました。このようなビンテージのボールライトカバーと真鍮製のブラケットは何とか手に入れられると思ったので、「グローブスペックス」のボールライトカバーサインを作ることにしました。

探していたら素晴らしいものが見つかりました! 1910年代に米国の建物で使われていたバセリンガラスのライトカバーと真鍮製のブラケットです。バセリンガラスとは少し黄色みがかったアイボリーのような色のガラスで、非常にビンテージ色が強く雰囲気のある希少品です。ブラケットは真鍮製なのですが、110年以上の年月が経っているせいかオレンジがかった非常に珍しい真鍮色です。

これが手を加える前のボールライトカバーと真鍮製ブラケットです。

この器具をベースに「NUTS ART WORKS」さんに「グローブスペックス」のサインアートを描いてもらいました。

「NUTS ART WORKS」さんとその他まわりのエキスパートたちのおかげで、買い逃したオリジナルのビンテージサインをはるかに超えたものができ上がりました!

「グローブスペックス」の各店内に飾ってありますので、ぜひ見てみてください。私も大満足です!

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