1970年代から80年代くらいの時期にデザインされたアイウェアは、それ以前の60年代くらいまでの「TART OPTICAL」や「American Optical」などクラシックなビンテージデザインからかなり進化し、一気にデザイン性が強くなりました。ジャズの世界ではハービー・ハンコックやマイルス・デイビスがこのようなアイウェアをレコードのジャケットやメディアで掛けていました。またソウルやヒップホップの世界でもスティービーワンダー、MC ハマー、RUN DMCなど、特に当時の黒人アーティストたちはこのようなアイウェアをほとんどの場面でかけていたので音楽の世界とアイウェアは一対のようになり、多くの人たちに影響を与えました。
その後、2000年代にも1970〜80sビンテージアイウェアのリバイバルがありました。NYで大ブームが巻き起こり、日本のアーティストたちやファッション業界でも大人気でした。
それからまた20年ほどの時間を経て、今またNYやヨーロッパで1970〜80sビンテージアイウェアの人気が高まってきています。ただかつてのブームと比べると、このビンテージアイウェアはもうジャンルとしての位置付けを確立した感があり、NYの街中でかけている人たちもかつては完全にB Boyのスタイルの服装であったのに対して、今のNYではもっとエレガントなスタイルや、カジュアルなTシャツに合わせたり、思い思いのスタイルに取り込んで個性を出すスタイルに進化しています。
東京でも人と少し差を付けた個性的なスタイルを作りたい時に1970〜80sビンテージアイウェアを上手く取り込めると、他の人とは一味違う感じにスタイリングを仕上げられると思います!
では入荷したばかりの1970〜80sビンテージアイウェアをご紹介して行きます。
80s Christian Dior
シンプルでファッションに取り入れやすいスタイル。それでも十分に個性を出してくれます。
80s Christian Dior
80年代らしい大きめのティアドロップ。クリアとサングラスとも良い感じです。
80s Courreges
おそらくレディースのモデルですが、男性がかけても洒落たスタイルになります。
80s Cartier
80年代に自分も憧れていたカルティエ。ごく最近カルティエのビンテージ時計も入手したのですが、同時代なので良く合いますね。
80s CAZAL
1980〜90年代に多くの黒人アーティストに愛用されていたCAZAL。今でも音楽的なイメージはありますが、取り入れると良い感じに個性を演出できます。
70s Persol
復刻品は見たことがあり、以前取り扱っていましたが、ホンモノは以前に一度だけ入荷したことがありました。久しぶりに入荷しました。これを見つけた時、興奮しました! スティーブ・マックイーンが愛用していたことで有名な折りたたみ式のサングラスです。超レアモノです。これはちょっと高額です。
これらは同時代のPersolたちです。
80s Alan Mikli
1980〜90年代にメガネを見る道具からファッションアイテムに変えた立役者と言えるブランドです。四角いレンズスタイルに丸い跳ね上げサングラスのこのモデルは初めて見ました。これは非売品で資料として保管します。
これら以外にもSilhouette、Dunhill、Carrera Designなどいろんなタイプのビンテージアイウェアが到着しています。「グローブスペックス」3店舗すべてに入荷していますので、是非試してみてください!