BLOG - 岡田哲哉(グローブスペックス 代表)

3年ぶりの日本。

パリを拠点にする、アイウェアデザイナーのアーレムは日本が大好きな人です。日本のファッション、食、アート、建築、街並み、日本人、日本のあらゆるものを愛してくれるデザイナーです。

アーレムと知り合いになったのは2017年なのでまだ5年ほどの付き合いなのですが、2018年にファミリーで日本に来た時に一緒に過ごして以来、年2回開催している「グローブスペックス」の展示会に毎回来日してくれていました。日本に来るたびに着目していたお店やブランドのアトリエなどにも行きたがるのですが、一方では焼き魚定食が食べられるような、あまり海外のツーリストが足を運ばないディープなお店も大好きなんです。

いつも元気いっぱいで日本人が大好きなアーレムは、当然日本人も注目する人気者になっています。来日のたびにウチの展示会でバイヤー、プレス関係者、インフルエンサーなどと仲良い人が増えていますが、街中で知り合ったコーヒー屋さんのバリスタや、訪れたギャラリーのアーティストなどさまざまな場で日本人の知り合いの輪を広げていきました。

アーレムにとって日本は自分のクリエーションのインスピレーションを広げてくれる場所であり、大好きな人がいっぱいいる場所であり、そしてシンプルに大好きな国でもある様でした。

そんなアーレムにとっても2020年から蔓延した新型コロナは海外への移動を足止めするものとなり、2019年秋に日本に来て以来3年間、辛抱の時間がありました。

私自身も2019年秋にフランスに行ってから3年間新型コロナで渡航を自粛していましたが、今年3月にNYに、9月にフランスに行ったことは非常に大きな糧となりました。

10月から訪日客にとって入国のハードルが大幅に下げられ、この機会を見計らってアーレムは3年ぶりの日本にやってきました。精力的にメディアの取材をこなし、「グローブスペックス」とレディースのファッションのお店「CHAOS」さんでのイベント開催、「グローブスペックス」の展示会で取引先のバイヤーやプレス関係者を応対し、行きたかった東京のお店やギャラリーを回るなどして1週間足らずの滞在時間をフルに生かして東京のスケジュールをこなしつつ満喫していました。

「CAHOS」さんで行ったトランクショーの様子

「CAHOS」さんで行ったトランクショーの様子

「グローブスペックス」で行ったトランクショー

「グローブスペックス」で行ったトランクショー

メディア取材の様子

メディア取材の様子

「グローブスペックス」が開催する展示会もようやくコロナ禍前の活気が戻りつつあり、今年は3年ぶりに少し控え目にレセプションパーティーも開催しました。その展示会とパーティーの様子はこんな感じです。

いろいろなタイプの人がメガネを掛けている上の画像は今回の展示会のテーマにした「Meet New You(新しいメガネで新しい自分に出会おう)」を、スタイリストの山田陵太さんにビジュアル化してもらった作品です。

いろいろなタイプの人がメガネを掛けている上の画像は今回の展示会のテーマにした「Meet New You(新しいメガネで新しい自分に出会おう)」を、スタイリストの山田陵太さんにビジュアル化してもらった作品です。

アーレムも他の来場者との再会を喜び合い、少し戻ってきた元の世界を、まだ気をつけながら謳歌していました! デザイナーも、ブランドも、ショップも人と人との繋がりを求めて、お互いに世界中を訪ねながら刺激とインスピレーションを受け、更に進化していくものなのだと改めて実感できました。これからまた少しずつ、更に世界へと出て行き、世界から人とモノを受け入れつつもっと良い商品やサービスを提供し続けて行きます!

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