一緒にコラボレーションしてアイウェアブランドを作っている「OLD JOE」の来季、秋冬の展示会に行ってきました。「OLD JOE」は非常に世界観がはっきりしているので、いつもブレません。古着や過去にあったさまざまなアーカイブの雰囲気や魅力を、オリジナルを超えて格好良くしているブランドと言えるのではないでしょうか。クラシックが好きな私には堪らない世界観なんです。
デザイナーの髙木さん、今回も幅広いジャンルで魅力的なアイテムをたくさん発表されていました。
まず会場で目に留まったのが、このガウン型ジャケットのスリーピースです。同じ生地で通常のラペルのものもあるのですが、このガウン型のものと合わせたスリーピースのスタイルは、ちょっと表現が変ですがとても新鮮なクラシックスタイルでした。
お次はダメージ加工を施したコーデュロイのセットアップ。スタンドカラーでも着られるし、下の方のボタンだけ留めればテーラードジャケットの様に着ることもできます。かなりしっかりダメージ加工されているので、この雰囲気をしっかりと楽しめる着こなしが良さそうです。写真では分かりづらいかもしれませんが、この色はダークブラウン。
同じタイプでこちらはオリーブ。この色も良い色です。新型のハンティングベストと合わせても良い感じです！
もう一つ髙木さんが試着を勧めてくれたのが、ダメージ加工を入れてあるスエットのセットアップ。昨年の展示会あたりから「SCAR FACE」と銘打ち、さまざまなアイテムに施したダメージ加工が何とも良い雰囲気なんです。スエットの場合、着方によっては本当に “ボロく” 見えかねないので、キレイめのアイテムと合わせると良さそうです。髙木さんは上品なアウターと合わせることを提案してくれました。
また色味を変えたスエットとコーデュロイのパンツで、試しにラルフ ローレン的なプレッピーの世界観を「OLD JOE」的にデフォルメして表現できるか実験してみました。こんな風に着ると、とても今の新しい気分でプレッピースタイルを楽しめますね！
レザージャケットもまるで数十年が経過したビンテージの様な風合いです。でも「OLD JOE」らしいのは、裏地に上質な高級素材のツイードをあしらってあることです。「OLD JOE」の服は裏地やポケットの中など、表からは見えない部分に凝った作り込みやこだわりが詰まっているので、長く着ていくとますます愛着が湧いてくるんです。
ここでは紹介できませんが、新作のLOOK写真には仕上がったばかりの新作アイウェアと合わせたコーディネートもあり、非常に格好良い世界観が表現されています。
次の秋冬も楽しめます！ 髙木さん、楽しい展示会をありがとうございました！
