来月10月18日から「東京ビックサイト」で「IOFT」という、国際眼鏡展示会が始まりますが、その初日に講演会を行います。
前回2017年の「IOFT」では、この展示会の30周年を祝して特別講演会の場が設けられました。同じ年の3月にミラノで開催された世界最大級の国際眼鏡展示会「MIDO（ミド展）」で、「グローブスペックス代官山店」が世界一の眼鏡店として「Bestore Award」を受賞し、私が眼鏡業界にあってどの様な考えや信念を持ってやってきたのか、何が評価されたのかお話しさせて頂きました。
attends MIDO 2017, the Milano Eyewear Show, during Milan Fashion Week FW17 on February 26, 2017 in Milan, Italy.
それから4年の月日が経ちました。この講演の翌年に今度は「グローブスペックス渋谷店」が「Bestore Award」を受賞し、2年連続で世界一の眼鏡店に輝きました。2020年に「グローブスペックス京都店」をオープンし、その店が世界のトップ５の眼鏡店としてニューヨークの国際眼鏡展示会「Vision Expo」で「Optimum Retail Award」を受賞しました。
また「グローブスペックス京都店」オープン準備のためのフランス出張がNHKの番組「世界はほしいモノにあふれてる」で取り上げられ、非常に大きな反響を頂きました。
今年は渋谷店と代官山店がどちらも移転・新装となりましたので、前回の講演から時間が経ったのでかなり追加でお話しする内容があります！
顔の真ん中にあり、掛ける人のイメージもファッションにも大きく印象を変えることのできるメガネは、いつかもっともっと楽しいアイテムとして提案できるようになるのではないか、と考えて80年代の前半に眼鏡業界に入りずっとやってきましたが、最近ではすっかりメガネも重要なファッションアイテムとして定着。各種のファッションメディアで眼鏡が特集されることも当たり前の様になりました。
1998年に「グローブスペックス」を創業し、世界中からユニークなブランドを日本に紹介し、デザイナーを日本に招いてトランクショー開催、さまざまなイベントを海外のアーティストと企画、世界中からアンティークの家具・什器をセレクトして構成したユニークな店づくりをするなどしてきました。結果として、「日本の眼鏡店もなかなかやるじゃないか！」と言う評価を海外からも頂き、2年連続での眼鏡店世界一という栄誉を頂戴しました。
そこに一貫してあった考えは「もっとメガネを楽しんで頂き、人にすごく喜んで満足してもらいたい！」と言う非常にシンプルなことです。考えはシンプルでずっと同じでしたが、それを貫くために行ってきたことは、自分で思い起こしてみても実にさまざまな試みです。
10月18日、「IOFT」初日の最初の講演として、2年連続眼鏡店世界一となった賞の受賞と、その結果に至る考えや行ってきたさまざまなチャレンジの内容をお話しする予定です。
国際眼鏡展示会での講演であるため、今回は眼鏡業界の方々のみを対象にするものですが、もしこのブログをご覧になった眼鏡関係の方は良かったら「IOFT」初日の講演に来てみてください！
