また「Scye」の展示会に行ってきました。2022年春夏コレクションです。今回もとてもいい感じの新作がたくさんありました！
宮原さんに特にオススメの新作を聞いてみました。
まずはこのナイロン／コットンのライダーズジャケットと独特なシルエットのショーツ。アメリカファッション業界の重鎮であり、カリスマ的なファッショニスタであるNick Wooster（ニック・ウースター）氏がよく愛用している大きめのシルエットのショーツにインスピレーションを受けてデザインしたそうです。
最初、着た時はかなり丈も幅も大きめのシルエットに戸惑いましたが、見慣れてくると独特なモード感とカジュアルなショーツには無い洗練さを感じられ、気に入ってきました！ 黒もあります。
次に試してみたのは非常に薄手のハリントンジャケット。2枚の薄手の生地を中空の状態にして背中にボリュームが出るように仕立ててあり、横と後ろの姿にとてもオシャレなニュアンスを持たせてくれます。見た目よりはるかに軽く、暑くありません！ また腰回りのアジャスターベルトでシルエットを変化させて楽しめることろも◎。
お次は大好きなツナギ。昨シーズンもツナギはありましたが、Scyeのツナギはどんどん進化しているようです。この新作は非常に軽く薄手で、その生地感が作り出す体と服の間の空間が柔らかく変化して、美しいシルエットを作り出す、とても格好いいツナギです。スタイリストの佐野さんとお揃いで着てみましたが、柔らかい生地感は女性が着ても非常に素敵でした！
また宮原さんの提案でそのツナギの上から先ほどのハリントンジャケットを羽織ってみましたが、この組み合わせもいいですね。
女性ものもいい感じの新作がたくさんありました！
スタッフの砥上が着ているのはショップコートとワイドパンツのセットアップ。ワーク由来のアイテムですが、非常にリラックスしたエレガントさがあってよかったです。
プレスの籏智が試したのはトロピカルウールのゆったりしたツナギ。かなり大きめですが、上質な生地のドレープ感がいい感じのシルエットを描き、とても上品な格好よさがあります。ジャケットと合わせてもいいですね！
スタイリストの岡部さんが試していたスカートは動いたり、歩いてみると非常に美しく揺れて、ただ立っている時でも非常に美しいデザインなのですが、動きの中でそのデザインのよさが際立っていました！
一緒に企画・デザインした「Scye SPECS」もしっかり展示会でアピールしてくれていました！
今回の「Scye」は展示会場に入った時、いつもに比べて色が控え目な印象でしたが、着てみて、そして動いてみると初めてそのよさ、美しさが分かるデザインがたくさんあり、ますます進化している気がしました！ 2022年春夏シーズンも楽しみです！
