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BLOG - 岡田哲哉(グローブスペックス 代表)

6ヵ月後のグローブスペックス京都店。

「グローブスペックス京都店」のオープンから半年が経ちました。当初、京都・関西圏での「グローブスペックス」の認知度が全く分からず始めはかなり苦戦するかもしれない、と思っていましたが、NHKの番組「世界はほしいモノにあふれてる」の再放送を含め、4回に渡る放映の後押し、新聞、雑誌、ローカルテレビ局など他のメディアでも紹介していただいたこともあり、非常に順調なスタートを切ることができました。とても多くのお客様にお越しいただき、大変ありがたいです!

もともと店作りを行うに当たってあまりピカピカの新店舗を好まないタチなので、オープン当初から “前からずっとあったかのような佇まい” にしたかったのです。特に京都店を出店した「新風館」は100年前の元京都中央電話局の建物ということもあり、とても雰囲気ある建築物なので、その建物の魅力を生かすためにもアンティークの家具、床や柱、装飾品を世界中から収集して店を作りました。床や柱は英国から、テーブルはフランスの「Banque de France(フランス銀行)」で1920年代に使われていたもの、照明はチェコ製でやはり20年代のもの、大正時代の日本の家具や蔵扉など、無国籍で少し不思議な空間を作るため、時代だけ揃えて国やテイストはミックスしました。

“前からずっとあったかのような佇まい” で店を作りましたが、看板や時計を変更したり、さまざまなマイナーチェンジをオープン後の半年間にも続けてきたことと、実際大勢のお客様がそこで時間を過ごして、その経過で揉まれてできていく “こなれ感” は、やはり店の雰囲気を更に良いものにしていってくれます。

そんなオープンから6ヵ月後の様子をカメラマンの斎藤優さんに撮影してもらいました。斎藤さんはロンドンにお住まいだった7年ほど前、初めて「Lesca Lunetier」のビンテージメガネやフレンチアイウェアの歴史と発展を『Clutch Magazine』で紹介してもらう記事を作るため、一緒にフランスのジュラ地方に行って取材してもらったことがきっかけで知り合いました。今もとても信頼していて、仲良くさせてもらっています。

その際の写真の素晴らしさから、以降さまざまなイベントや店のオープン、改装の度に斎藤さんに写真撮影をお願いしてきました。人は生き生きとした表情で納められ、店はその味を最大限に伝えられる写真に仕上げてくれるんです。

今回もそんな斎藤さんの写真を通じて、オープン6ヵ月後の「グローブスペックス京都店」の様子をご紹介します。

京都にお越しになる際にはぜひ寄ってみて下さい。また私も毎月1回、週末に京都店にいますので、よろしくお願いいたします。

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