アメリカの眼鏡業界を取りまとめている協会のディレクターTarrenceは、数回に渡りアメリカ各地の有名眼鏡店のオーナーたちに呼びかけ、このコロナ禍のパンデミック下において皆がどの様に乗り越えようとしたり、店舗運営の工夫を凝らしたりしているのか、ネット上でバーチャルな意見交換の場を作っています。米国をリードする有名店が相互にアイディアを共有し合ってお互いに高め合ったり、他の地域の眼鏡店の参考にしてもらおうとするなど、この協会とTarrenceがリードしてこの大変なコロナ禍を皆で乗り切るためのノウハウやアイディアを共有・交換する場をネット上に提供しています。
TarrenceはNHKの番組「世界はほしいモノにあふれてる」にも私の回で登場したNYのメガネデザイナーで人気眼鏡店のオーナーです。親友であるSelimaが私の還暦を祝う誕生日パーティーを開いてくれた際に一緒に盛り上がっているこの男性です。
先週、Tarrenceから連絡があり、「テツヤ、すでにアメリカで何回か行っているコロナ禍を乗り切るためのアイディアや店舗運営の実践方法を共有・意見交換するバーチャルチャットを今度は国際版で行いたいんだ。米国以外のヨーロッパ、日本などの状況や工夫を出してもらい、それを世界で共有するチャット会議に出演してもらえないかな?」との話がありました。
私は子供の頃と20代の頃、アメリカに住んでおり、通常は年に5〜7回ほど海外出張に行くので英語は話せるはずなのですが、今年は新型コロナで一度も海外に出ておらず、海外からの旅行者もほぼいないので、ほとんど英語を話していません。しばらく英語のブランクがあって、トピックもやや複雑な内容になりそうなので少々不安感はありましたが、Tarrenceの活動は以前からリスペクトしていたので協力することにしました。
参加者はフランス、イタリア、イギリス、ナイジェリアの有名店のオーナーと私です。アジアを代表することになりますね。トピックとしては各国の感染状況や政府の対応、街中の様子や景気の状態、そしてぞれぞれがどのようにこの状況を乗り越えようとしているのか、コロナ禍における店舗運営の仕方など。お互いの体験やアイディアを共有・意見交換するバーチャルチャット会議です。
普段こう言った海外の人たちとの意見交換や共有は海外出張時に行うのですが、今年はどこの国の人も他国には行けないのでこういった機会を通じて他国のことを知ったり、良いアイディアを共有することは大事ですね。
日本の深夜の時間に開始することになったので、私の参加部分は前日、Tarrenceから取材を受けたものをビデオ撮影し、他の参加者の発言に挟んで使ってもらうことになりました。
9月10日(木)よりYou Tubeでこのバーチャルチャット会議の様子を見ることができます。良かったら見てみて下さい!