しばらく空いちゃいました。
前回のブログ更新から2ヶ月経ってますが、その間に山の斜面を切って造った焚き火場はなんとなく形になり、週末毎に友人たちが訪れてくれて想像していた団欒の場となっている。
今日は、その焚き火場をどうやって造ったかを簡単に書き記します。
土木素人の僕。内装屋やってる友達に相談したら手伝ってくれることになり、二人で現場見ながら工程を想像した。ユンボ入れたら早いけど、まずは人力でやってみようということになり、涼しくなる9月半ばから作業を始めることになった。
最初はこの斜面を逆L字に切り崩すことから始める。
TRIPSTERの航くんとノースんときの同僚の荘太と僕の三人で、スコップ、電動ハンマ、開墾鍬を使い手掘りでこのL字を切った。切った土を盛って土台を作り、土台の土が流れないように土留する。土留の丸太は山に倒れた木を運び出し使った。この作業はトータル3日間。
こうして土台が出来上がり、その上に水捌けを良くするためにネコ車で100往復(笑笑)して、砕石を敷く。地元の土建屋さんに頼んだ砕石は1リューべ(立米)=1,000リットルで¥8,000(輸送費込み)です。
砕石を敷いて1週間ほどすると、土台上面はバッチリ乾燥し枕木 を置くのに適した面となる。
その上に枕木を敷いてゆく。1本30kg〜50kgの枕木を25本、家の軒先からこの斜面に運ぶ。枕木も地元の土建屋さんから格安で手に入れた。相場が1本¥8,000前後なのだが、1本¥2,500。コストを抑えるコツは地元の方々と良好な関係を作ることに限る。
これがなかなかの重労働で、この日で活躍してくれたのが福田の健さんと下田からわざわざやってきてくれたタイチ。まだ20代前半のタイチはこの後故郷の島根に戻って林業に従事するって。
半日作業で枕木が敷き終わり、形になった。
粗野ではあるが、土木素人の僕らでも想像して身体を動かせば出来るってこと、仲間とヘトヘトになるまで作業することで得る心の充足感はとっても大きな収穫で、新しい扉を開くこと大切ですね。航くんが作業中に「説明書のないプラモデル作ってる感じね」って言ったのが印象的だった。
協力してくれた男たち、ありがとう!
使用した道具たちは
開墾鍬(金象印)
ショベル(金象印)
掛矢 (金象印)
手箕(てみと読みます)(千吉)
チェーンソー(makita)
電動ハンマ(makita)
電動ハンマ用スコップ(ラクダ)
ネコ車(武田コーポレーション)