2023年、街を歩くと海外からの観光客が増えました。新宿駅への行き方を教えたオクラホマ州から来た夫婦は、アメリカの片田舎から瞬間移動したかのようで、歌舞伎町とのギャップがなんとも言えませんでしたが、最も多く見かけるのは、韓国からの旅行者。ショッピングにグルメに、日本の街をエンジョイしています。
そういえば、去年の10月に自分も韓国に行ってました。6年ぶりの韓国でしたが、真っ先に楽しみだったのが、行きつけだったソウル馬場食肉市場そばの食堂街にある「チョンボッテ」という焼肉屋さん。12年前のフイナムブログにも書いてますが、ここんちのアンチャンサル(ハラミ)が美味だし、パンチャン(突き出し)で供されるレバ刺しとセンマイ刺しも嬉しい。日本ではレバ刺しは食べれなくなって久しいし、こちらはおかわりも無料だし。あと、ソコギムック(牛肉と大根のスープ)も、あっさりしていて口直しに最高!これらをつまみにビールを飲んでいるとアンチャンサルが登場。脂身がほとんどなく、いかにも肉といった味わいは、食肉市場に併設された食堂街にある店ならでは。ハラミは横隔膜の部分だから厳密には正肉ではなく内臓肉に分類されるんですが、カルビあたりよりも肉の王道行ってる気がします。写真の量で一人前なんで、ボリュームも日本より明らかに多いですね。このときから1年が経過してしまったので、そろそろ訪韓したくなりました。このハラミとレバ刺しを食べるために。
アンチャンサル(ハラミ)は、これで1人前。300gくらいです。しっかりと肉の風味があって、日本でこの感じの肉を食べられる場所はあまりないんです。
パンチャン(突き出し)で供されるレバ刺しとセンマイ刺し。これが無料とは夢のよう。
サンチュ、テンジャン(韓国味噌)、ヤンパ(玉ねぎ)、コグマ(サツマイモ)コチュ(唐辛子)、マヌル(にんにく)が標準のセットです。
牛肉と大根が入ったソコギムック(牛肉のスープ)。あっさり味で胃に優しい。個人的な韓国ベスト3スープになります。
「チョンボッテ」のある馬場食肉市場食堂街。左側は最近の火事で全焼してしまいました。こっちにもいくつか名店があったから残念。ちなみに「チョンボッテ」とは電信柱のこと。
アクセスはこちらが参考になると思います
こんな感じで焼きます。炭火で焼くんですが、日本の例のタイプのガスコンロで焼いたらもっと美味しいのに…。
こんな感じでレバ刺しはおかわりできます。この日は2回お代わりしました。「レバフェ チュセヨ!」と言えば、お代わりが運ばれてきます。