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BLOG - 南井正弘(フリーライター、
Runners Pulse 編集長)

今日のB級グルメ@高円寺

10年以上前なら、カオマンガイやガパオ、パッタイというタイ料理の名前を知っている人は少数派でしたが、今はどんな料理かを知っている人は少なくありません。一方でアドボ、ルンビア、パンシットと聞いて、どこの国のどんな料理かを知っている人はほとんどいないでしょう。正解はフィリピン料理で、アドボ=肉のマリネ、ルンビア=春巻き、パンシット=焼きそば になります。自分は過去のブログで、サイパン や ホノルルのチャイナタウン にお気に入りのフィリピン料理屋があったり、今は無きホノルル郊外、パールリッジショッピングセンター近くのカムスワップミートの屋台でルンビアを毎回買ってたから、フィリピン料理は大好き。世界各地で見つけると、よく食べたものです。そんなフィリピン料理ですが、日本国内では超マイナーな存在。かつて、フィリピンパブが日本全国津々浦々で開業し、盛況を誇った割に食べられる店はホント少ない。コロナの関係で海外も2年以上渡航していないから、「そろそろ食べたいなぁ…」と思っていたら、高円寺の裏通りに「フィリピンだけどパブじゃない深夜食堂yoshida」の文字が!「アボド丼 TAKE OUT」の文字もある。外観はもろに夜のお店だから、恐る恐る入店。円形のカウンターもあり、これまた夜のお店だから、ジャスチャー付きで「食事だけ大丈夫?」と聞くと、「OK」とのこと。メニューをチェックしてアボド(1,100円)をオーダー。ライス(300円)とカールスバーグの生(600円)も追加します。

お店はフィリピン女性2人の体制で、調理担当と接客担当のようで、料理ができるまで接客担当の女性といろいろお話。このあたりは、ほぼスナックの感覚。10~15分くらいでアボドが出来上がり、食べると、ガーリックの効いたパンチのあるテイストが懐かしい。ハワイではいつもポークを食べていたけど、ここんちはチキンで、鶏肉もいい。味が濃いからビールもライスも進む進む。あっという間に完食。満足です。スナックなどと同様にテーブルチャージ(500円)もかかるので、物価の安い高円寺では贅沢なお店になるけど、フィリピン料理は国内ではなかなか食べる機会がないから、またお世話になるかと。今度はパンシットあたり食べたいなぁ。

 

ニンニクテイストがしっかり効いてて、食べながら脳内で「コレだよコレ」と呟きながら食べたアドボ。ビールもライスも進みます。

 

 

生ビールはカールスバーグ。ライスをオーダーしてなかったら、多分、あと2杯は飲んでたかと。

 

 

ライスは普通の白米。これがシナガク(ガーリックライス)だったら最高だったけど…

 

「フィリピンだけどパブじゃない深夜食堂yoshida」の文字が(笑)。テイクアウトでアドボ丼というのもいいかも。

 

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