今年に入ってから、とても気になっていたソックスブランドがあります。それがNODAL。AFEや、格闘家の宇野薫選手がクリエイトする100A(ONE HUNDRED ATHLETIC)とのコラボレーションでも話題となった足袋型ソックスのブランドです。オフィシャルサイトによると、ブランドコンセプトは
NODALは1889年創業の足袋の老舗である玉井商店が作る足袋型に特化した日本製のソックスブランドです。
NODALとは物事が交わる接点という意味で、足袋製造で培った知識や良さをソックスと混ぜ合わせ、ストリート・スポーツシーンに向けた新しいプロダクトを発信していきます。
とのこと。
2007年11月からほぼ毎日走るようになり、13年が経過。それ以前よりもソックスと足、ソックスとシューズのフィッティングの重要性をより一層認識するようになりましたが、それでわかったことがひとつ。それは「自分には五本指ソックスは向いていない」ということ。五本指ソックスは掴む感覚があり、それがいいというランナーも少なくないのですが、自分はその感覚が強すぎて、無駄に力が入ってしまうので。そんな自分も足袋型は大丈夫。台湾のドラッグストアでエアリフト用に購入した足袋型ソックスは、ランニング時以外も一時期ヘビーローテーションで履いていました。
NODALを実際に履いてみての感想は、足とのフィット感がいいことと、デザインがスタイリッシュな点を高いレベルで両立していること。前者が良くてもダサかったら嫌だし、後者が良くても機能性や耐久性に難があったらソックスとして意味がない。ショーツを履いていたころは、100A(ONE HUNDRED ATHLETIC)とのコラボレーションモデルを履いていると、「そのソックスいいですね!」と注目されてました。価格は決して安くないですが、履いているときの満足度と、かなり長持ちしそうなことを考えると、最終的にはお得かもしれません。これからも1足、1足シーズン毎に買い足したくなるソックス。それがNODALだと思います。
ベーシックデザインながら存在感充分の’90s Line Socks(Charcoal × White)。
母指球と踵に部分的にパイル加工を施すことで全体の厚みを抑えつつクッション性をプラス。つま先は無縫製、リンキングという技法を使い足先のごろつき感を無くしています。
甲の部分にサポートを入れることでより足にフィットする形状となっている点も嬉しい。
使用マテリアルは綿をベースとしており、抗菌防臭機能が採用しているので年間通して履くことができそうですね。
84N Wool Socks(Indigo×Blue)
総パイル仕様により保温性、クッション性が高レベルで、足の甲部分にサポートがあり足にフィットする形状を採用。甲部分はメッシュで通気性にも優れ、蒸れを防いでくれます。
足底部分にナイロン糸を組み込んでいるので耐久性に優れています。素材のベースはウールとアクリルで構成されており、寒い冬、そしてアウトドアシーンはもちろんのことタウンユースでも活躍する足袋ソックスです。初秋に手に入れましたが、思ったよりも厚手だったので、最近になってようやく履けるようになりました(笑)。
NODAL x 100A SOCKS SET
自分が最初に履いたNODALのソックスが100A(ONE HUNDRED ATHLETIC)とのコラボレーションモデル。母指球と踵への部分的なパイル加工や、つま先の無縫製、リンキングという技法etc.基本スペックは’90s Line Socksを継承しています。ブラックとグレーの2足組で、後部に配されたブランドロゴが絶妙なアクセントになっています。