最近、とある用事があり2度八王子に行きました。自分たち世代にとって八王子といえば伝説のスニーカーショップの「八王子ブル」の印象が強い。あとは高校バレーボールの名門である「八王子実践」やユーミンこと松任谷由実さんの出身地ということですかね。最初に行ったときにせっかく来たからチェーン店ではなく、いかにも地元に根付いたお店で夕食を食べようと思い、発見したのが「とんかつ ほし野」。パンチのある外観と「とんかつ定食500円 大盛り無料」の張り紙に惹かれて入店。店内はそこそこ混雑しています。まず目に飛び込んできてビックリしたのは、蠅とり紙(若い世代は知らないですよね(笑))や七夕の短冊のように店内に吊るされた縦長の紙。そこには「食事は無口で!」の文字が。確かに店内にはお客さんの声はほとんど聞かれません。オーダーしたとんかつ定食は数分で到着。しっかりと揚げられたカツは、昔高円寺でよく通ったPS通りの「まるとも」を思い出させます。特に質の高い肉ではないですが、ボリュームもあって満足。再訪を誓います。
二度目の訪問はランチタイムに。するとあることに気付きます。「とんかつ定食600円 大盛り無料」になってる。前回の写真を確認すると値段の部分が簡単に付けたり外したりできるようになってて、ローカルの人に聞くと500円のときと600円のときがあるようです。今回はご飯を大盛りにすると、「てんこ盛りとはこのこと!」とばかりの量のご飯が盛られてました。二回目の訪問も大満足。近所にあったら週に2~3回は通うでしょうね。そんなお店でした。日本全国金太郎飴のようにチェーン店ばかりだとつまらないので、こういったお店には頑張ってほしいです。
しっかりと揚げられたとんかつ。「めちゃくちゃ美味い!」というレベルではないですが、頻繁に通いたくなるレベル。ボリュームも充分です。
大盛りを頼むとこんな感じでてんこ盛り。
店に入って「なんか吊るされてるなぁ」と思ったら、「食事は無口で!」と注意書きが至る所に。そのかいあって店内は静かで、お客の回転も早いです(笑)。
レトロ感漂うソース、醤油、割りばし、爪楊枝。そういえば、このタイプのキッコーマン醤油の醬油差し久しぶりに見ました。
一度目に来たときは500円、二度目は600円。地元の人に聞いたら値段は度々変わるとのこと。いずれにしろ、この値段を考慮したら満足感は高いお店です。八王子に来たら再訪します。