一昔前にスポーツシューズブランドが24/7というコンセプトでランニングシーンとカジュアルシーンの両方を1足のシューズで対応させる提案をしたり、ルルレモンを始めとしたブランドのスポーツウェアがアスレジャーファッションとして街着としてアメリカ市場などで人気となっていました。最近ではユニクロが「日常からスポーツまで境目なく使える機能性とデザイン性を備えた服」というコンセプトでスポーツユーティリティウェアをカテゴライズするなど、汎用性に優れたスポーツウェアはすっかりライフスタイルシーンに根付いています。
そんななか個人的に注目しているブランドがTANNUKI。国産のものづくりにこだわりを持つランニングウェアアクセサリーブランドで、アパレル類は熊本県で製造された素材を福井県の工場で縫製し、プリントは東京都墨田区で行い、キャップは大阪のメーカーに製造を依頼しているとのこと。今回紹介するSato Mock Neck T shirt Short Sleeveは、少し襟の高いモックネックデザインと大型のスマートフォンも収納可能な左裾部分のポケットが大きな特徴。ポリエステル100%の素材ながらコットンライクな風合いで、いかにもスポーツウェアといった感じでないところも新鮮。コレ1着でランニングシーンはもちろん、普段着としても活躍してくれます。価格は9,900円(税込)と安くはないですが、耐久性のある生地&縫製、汎用性の高さを考慮すると、決して高くはないと思います。同じデザインのロングスリーブバージョンやハーフジップのタイプもラインアップされているので、これからのシーズンはそちらもトライしてみたいと思います。
ランニングウェアには珍しいモックネックのディテール。
左裾のポケットには大型スマートフォンも収納できます。
タヌキのピスタグが絶妙なアクセントに!
一番上の写真のように、走るときはルルレモンのランニングショーツとコーディネートすることが多かったですが、カジュアルシーンではパタゴニアのバギーズショーツの2020SSカラーのマンゴーと組み合わせていました。
オフィシャルサイトのモデルは男女ともに知り合いが務めていました(笑)。実際にサイトを見るまで知らなかったのでびっくり!