最近スイスというキーワードで思い出されるのは、なんといってもランニングブランドのOn。スイスエンジニアリングを標榜し、ランニング時だけでなく、オンオフ問わず、自分の周囲でも履いている人が多い。ちょっと前ならスウォッチとか。コレクターとしてフジテレビの「木村太郎の報道特選」という年末特番に出演し、自宅を当時フジテレビアナウンサーだった近藤サトさんが訪れたのは25年ほど前のこと。スイス製の時計でいえば、父親が40年以上前に「本当はオメガとかよりも手巻きのローレックスがいいんだよ!」と言っていたのは子供心に覚えています。当時はロレックスじゃなくてローレックスと音引き入れるほうがポピュラーだった気がします。
いずれにしろ、スイス=高品質 スイス=精密
というイメージが個人的に強いですし、世間一般にもきっとそうですよね。
最近になって、スイス=高品質 スイス=精密を再認識することになったのが、スイス発祥のアウトドアブランド、MAMMUT(マムート)のシューズを履いたことから。アメリカ発祥のアウトドアブランドは、いい意味でも悪い意味でも縫製や接着が粗雑だったりするのですが、このブランドはそういったことが全くなく、造りが細部までクリーン。工場に優秀なインスペクターが居たり、検品基準がハイレベルであることは明白です。
今回履いたのはSaentis Knit Lowというマルチパーパスに使えるアウトドアシューズなんですが、ソフトホワイトというアウトドアシューズに似つかわしくないカラーリングながら、その機能性はハイレベルというギャップに惹かれます。ホント歩きやすい。コレ1足でカジュアルシーン、トラベル、ライトハイキング、ちょっとしたトレイルランニングにも対応。本当に便利ですね。
アッパーは複数のマテリアルを組み合わせることで、高い通気性と快適な履き心地を確保しています。
靴紐はラバーストリングスを使用しているので、フィット感の調整も容易です。
スイスデザインを強調するヒールタブ。
製造こそアジアですが、プロダクトにはスイス発祥ブランドであることの誇りが感じられます。
アウトソールは自動車用タイヤで有名なフランスのミシュラン社製コンパウンドを使用。オフロード、オンロード問わず高いグリップ性を発揮してくれます。