今から10数年前、一週おきくらいに空飛ぶ女性たちと宴を楽しんでいた時代がありました。最初は青組、途中赤組で、また青組に戻るという。その事件は二次会で赤組と渋谷のカラオケに行ったときに起こりました。その店のトイレは壁が薄いのか、女性の声がまる聞こえ(笑)「私、頑張ってるよね?盛り上げてるよね?あんたたちも先輩が頑張ってるんだから、私にもおいしいところ回してよ。気合入れてラ・ペルラ着てきたんだから!!!!」と、女性幹事のハスキーボイスが。すると、自分と一緒にトイレに来た20代の若者が「ラ・ペルラってなんすか?」と聞いてきた。イタリアの高級下着ブランドで、品があって…」と説明していると、その途中で「あの人帰る気ないってことっすよね!?」と言って、若者はカラオケ部屋にダッシュで戻っていった。本当はまだ説明の続きがあって、「あまり知られてないけど、男性向けのグリジオ・ペルラっていうブランドも展開していて、そのコットンストレッチのボクサーブリーフが肌触りがホント柔らかくて、履き心地も最高なんだよ!」と教えようとしていたのです。そして、実はその日自分が履いていた下着もグリジオ・ペルラでした。一時期多いときにはイタリアに年3回ほど行っていた時期があって、その際にはサイズ2というのをまとめ買い。あと、新宿伊勢丹や新宿のバーニーズニューヨークでも取り扱いがありましたね。日本で買うとかなり高価でしたけど。そんなグリジオ・ペルラも2012年に名前をネロ・ペルラに変えましたが、その頃には下着の趣味はパタゴニアのキャプリーンとかに移ってしまい、そんな優しい履き心地の下着とは縁遠くなってました。どうして急に高級な下着のことを思い出したかというと、「コレはヤバい!!!!」という履き心地のボクサーブリーフを手に入れたから。それがTaniというブランド。全く聞いたことなかったんですが、高級なアンダーウェアのサプライヤーとして有名な会社の自社ブランドらしい。自分が履いたのは、モダールというレーヨンの一種で、パルプを原料とした半合成セルロース繊維を使った1着。 この素材は吸放湿性、質感、保温性に特徴があるんですが、その優しく肌を包むようなフィット感は長時間履いても快適性が失わず、一度履いたらやみつきになります!最近ではパタゴニア以外だと男の下着の鉄板ともいえるヘインズやフルーツオブザ ルームとかのパック下着も愛用してましたが、一度こういうのを履いてしまうと、他の下着に戻れなくなっちゃいそうですね。まだ1枚しかないから、洗濯すると「早く乾かないかなぁ、早く履きたいなぁ…」と思うほど。最近になって、このモダール素材のアイテム以外に、極細のメリノウールと Tencel®リヨセルを組み合わせることで、ウール本来の自然な温度調節と吸水速乾性機能を備えながら、生地はより軽いというコレクションを新宿伊勢丹で限定販売するとのこと。こちらも気になるので、近々売り場に見に行ってみようと思います。

長時間履いても快適性を失わない素材。「今までの下着はなんだったんだ?」と思うほど履き心地がいいんです。

 

こちらはノースリーブのトップス。アンダーウェアとしてではなくランニングに使ってみましたが、快適な着心地。背面はメッシュ編みになっているので通気性も◎。真夏でなければ充分にランにも対応してくれると思いますよ。

 

 

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