ここ5,6年、夏になると毎日のように履いているショーツがあります。それがパタゴニアのバギーズショーツ。今回のホノルルにも連れてきました。街に、プールに、ビーチに、ランに。コレ1着で対応してくれます。カラー、プリント、丈、素材etc. 現在では様々なバリエーションが登場し、自分も何着持っているか忘れるほど。一時は、同じパタゴニアのリバーショーツに浮気したこともありましたが、やっぱりバギーズショーツに戻ってきました。最初の頃に買ったのは、擦り切れてきたりしましたが、リペアしてでも履き続けようと思ってます。デニムみたいに愛着が湧くのも、このプロダクトの大きな特徴だと思いますね。

このブログはハワイ現地時間12月8日に書いていますが、12月8日は日本軍の真珠湾攻撃の日。そしてジョン・レノンの命日。そしてアウトドア業界に詳しい人ならザ・ノース・フェイスの創業者ダグ・トンプキンスの命日であることを知っているでしょう。若き日の彼とパタゴニアの創業者イヴォン・シュイナード、友人のリック・リッジウェイは、南米大陸のパタゴニアへと遠征。この遠征は後年映画にもなりましたが、大自然の魅力に取り憑かれ、ダグはザ・ノース・フェイスを、イヴォンはパタゴニアを創業し、ともにアウトドア業界をリードする存在となりますが、友人としての交流も続いたこともあって、アメリカのアウトドアマンたちは、この二つのブランドを一緒にコーディネートすることに躊躇がない。2012年に全米で展開する大型アウトドアショップのREIで、パタゴニアのスタンドアップショーツを購入しようとしていると、スタッフが「そのショーツにはこのシャツが合うよ!」と、ザ・ノース・フェイスのチェックの半袖シャツを勧められたのです。「パタゴニアじゃないの?」と返すと、件のパタゴニア遠征のストーリーを説明されて、それ以来、自分はこの二つのブランドをコーディネートするようになりました。

伝説のパタゴニア遠征をプリントしたパタゴニアのバギーズショーツ。2018年のリリースです。

2008年、セロ・クリスティンの山頂のダグ・トンプキンス、パタゴニアの環境担当副社長リック・リッジウェイとイヴォン・シュイナード。パタゴニア遠征のメンバーが、後年もこうして交流を続けていたのです。写真はパタゴニアのウェブサイトより。

今回はパタゴニアのバギーズショーツとザ・ノース・フェイス×Supremeのキャップを組み合わせました。

 

 

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