本日、東京都知事選開票。
結果は!
小池百合子三選確実、、、
また既得権益にまみれた小池都政を4年間見続けるのもウンザリだし、これから小池百合子に東京を壊され、それに自分の税金が使われるのも嫌なので、東京都民やめます。
さて、今回ぼくは蓮舫候補に投票した。言っておくが立憲民主党支持者ではないし、どちらかというと嫌い。でも、小池百合子の8年間の都政はそれよりさらに許し難い。
選挙は100点の候補者に投票するわけではない。限られた候補者の中から一人を選ぶので、極端な話をすれば0点より1点に投票する。国政での実績と知名度があり、小池百合子に勝てる可能性がある候補者として投票した。
その二人に割って入ったのが、元安芸高田市長の石丸伸二候補。ぼくの周りにも熱心な支持者がいるが、情報が少ないのでまず街頭演説をYoutubeで見てみたが、、、
どうにも内容がない。具体的な政策も東京の改革論もなく、Youtubeで収益上げます的な話で、判断しようがなかった。また、既存政党のあり方を非難しながらも自民党関係者が選対本部長を務めるのも違和感を感じた。
さらに安芸高田市長時代を見ると、パワハラ的な対応といくつかの訴訟を抱えていて、新自由主義&自己責任論の傾向を強く感じた。ぼくの考える社会のあり方とは異なるので、投票対象とはならなかった。
何かを変えてくれそうな雰囲気。Youtubeを活用した選挙活動。それまでの実績云々ではなく、それだけでここまで得票数を伸ばすのだから、選挙のあり方が変わってきたのだろう。
都知事選で知名度を上げた石丸氏が、4年後の都知事を目指すのか、国政に進出するのか、その際に既存政党に属するのか、推薦を受けるのか。ぼくが石丸氏を理解するにはもう少し時間がかかりそうだ。
それにしても今回も酷かったマスメディア。前回書いたような小池都政の問題点には触れず、それどころか都知事選自体の報道が極端に少なかった。そして(いつものように)開票が始まってから特集とは。
口を開けていれば落ちてくる情報にはもう価値がない。誰かが咀嚼した後の食べ物のようなものである。
都知事選と同日に行われた鹿児島県知事選では自民公明推薦の候補者が当選した。小池百合子の後ろにも自民党。これで勢いづいて早めの衆議院解散があるかも。言ってみれば、どこまでも続く既得権益との戦い。
総合的に見て今回も民主主義の劣化が感じられた都知事選。今回の投票率が何パーセントになるのか現時点ではわからないけど、一人でも多くの方が政治に興味を持ち、発言できる社会になるといいなと思う。
追記:
都知事選同日に行われていた都議補選では自民党が負けまくっていた。小池百合子が自民党と距離をとったように見せる作戦が大成功だったということだろう。
また、石丸氏辞職に伴う安芸高田市の市長選は、石丸市政を批判した候補者が当選した。都知事選での石丸氏の躍進の裏で、安芸高田市の有権者が石丸市政にNOという答を出したのは興味深い。
有権者のほとんどが政治の情報を追っているわけではなく、メディアの垂れ流す情報や気分で候補者を選ぶという状況は今後も変わらなそうで、それを前提に各政党は選挙に臨まなければ勝てない。次の国政選挙はどうなるのか。
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