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BLOG - 松井明洋(MEDIA SURF COMMUNICATIONS / STOCKHOLM ROAST)

最終 無駄についての考察(セキとマットの交換書簡)

YUSUKE SEKI
2021/10/20 17:38
To AKIHIRO MATSUI
 
まずは、関わる人たちの意見を尊重することちゃうかなあ。余白というのは、結局人の動きから生まれることしかないので、スペースやプログラムみたいに、
人から既に発生したものに余白を求めては、そこには、その余白を設定した人の意思も入ってしまう。
なので、スペースやプログラムが出現する前段階での
関係者の意思を汲み取ることがだいじかと。
さらにいうと、関係者がリラックスしながら発言できる場所を用意してあげること、、それがそのプロジェクトに対しての余白の設け方なんじゃないかな。
 
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というわけで、「余白」の考察、これにて往復書簡も終了です。余白は人が集う状況を創っていく上で僕らにとっても大きなテーマとなっています。空間においてさまざまな化学反応が自然発生的に起きるためには、どう作り込みすぎないか、どう偶然が入り込む余地を残しておくか、ということを常に議論したりするわけです。
 
ちなみに、SEKIくんは我々のカフェーのSRの千代田区にできる新店舗のデザインもお願いしています。「ストックホルムと東京の距離と時間の可視化」というコンセプトを提案してもらい、デザインしていただきました。
 
詳しくはまた改めて。お楽しみに!

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