BLOG - 小牟田 亮(フイナム編集長)

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ライノの小牟田です。

2023年3月31日まで務めさせていただいておりました、WEBマガジン「フイナム」編集長の職に、本日、2026年4月1日より再び就くこととなりました。

「フイナム」を離れていた3年間の間に、WEBメディアを取り巻く情勢は、ゆっくりとではありますが、確実に変化していっているように思います。

これからのメディアはどんな発信をしていくべきなのか、どのようなコンテンツが皆さまのお役に立てるのか、そうしたことを真摯に考えながら、22年目の「フイナム」を前に進めていきたいと思っております。

なお、今後の編集部について、簡単にお知らせさせていただきます。

全12名となった編集部員にチーム制を取り入れ、石井陽介、山本博史、村松諒、鈴木悠介の4名はシニアエディターとして、私とともに媒体の運営に携わっていくことになります。

詳細な体制につきましては、それぞれのスタッフより改めてご連絡をさせてください。

今後とも編集部員一丸となって、これからのメディアに相応しい、価値ある発信と取り組みを形にしていきたいと考えています。

どうか変わらぬご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

と、ご挨拶だけで終わるのもどうにも堅苦しいので、ちょっとしたアウトルックのようなものをお届けさせていただきます。

 

◾️

メディアと情報と。

 

1日どれくらいの時間をスマートフォンの閲覧に費やしているだろうか?

iPhoneの場合は「設定」→「スクリーンタイム」でその数値を見ることができるのだけど、自分の先週の平均はというと、、

7時間35分

となっている。

一般的に、1日5時間以上の使用は「スマホ依存」の可能性が指摘され始める基準です。

とのことなので、かなりの時間をスマホとともに過ごしていることになる。もちろんその自覚もある。

問題は、その7時間半の間に何をしているかなのだけど、自分の場合は半分以上の時間を「ソーシャル」に費やしているらしい。これは自分だけではないはずだ。

そもそも現代人はとにかく忙しい。ありとあらゆる情報が、様々な手法でレコメンデーションされ、情報をインプットするだけで精一杯の毎日だ。

一時期、隆盛を誇った某レシピサービスは、なぜその勢いに陰りが出たのか。

その理由のひとつに、多くのユーザーの集合知であり最大の特徴であった膨大な数のレシピが、むしろネガティブな要素になってしまっている、という言説をどこかで読んだ。

つまり、疲れて家に帰ってきて、そこから自炊をするとなると、膨大な数のレシピから選ぶ行為そのものが疲れると。探すのが面倒、選んで欲しいということらしい。なるほど。

受動的に、そして自動的に何かを薦めてもらえれば、それは確かに楽かもしれない。考えなくてもいいだろうし。

けれど、それでいいのだろうか。

17世紀の哲学者パスカルの言葉、「人間は考える葦である」はこれからの時代には的外れなのか。

いや、そんなことはないと思う。

知的好奇心が旺盛な人は、昔も今も数多くいて、情報の取り方が変わっているだけなのではないだろうか。そして、そこにこそ我々の存在意義を見出すべきなのではないか。

そんなことに思いを巡らせながら、これからのメディアのあり方を考える毎日である。

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