BLOG - 小林孝行(flotsam books オーナー)

新しい朝。

が来た。
希望の朝。
久しぶりに田舎に帰った。
といっても。
半分仕事。
ZINES tourというZINEのイベントをやってて。
今回たまたま縁があって。
俺の故郷の岡山で。
やることになった。
本当に偶然で。
岡山でいろいろなイベント毎に尽力されてる。
衆楽舎の北川さんから。
ある日インスタにDMが来たのがきっかけ。
俺より少し年代が上の人だったけど。
中学とか高校の時に通ってたような。
古着屋周りの人と繋がってて。
なんだかとんとん拍子に話が決まった。
まあ。
そういうことなら。
話は早い。
みんなが楽しめればいいな。
って思ってるだけなので。
こだわりもなくやってる。
偶然。
20年以上ぶりに。
地元の友人にも会えた。
幼稚園、小学校、中学まで。
一緒のT。
20年ぶりくらいに会ったが。
久しぶり感もそんなになく。
近況など色々話したり。
その後。
ZINEのイベント会場を去り。
父の待つ西大寺へ。
岡山から西大寺へは。
Tに送ってもらった。
それにしても。
岡山は完全に車社会で。
車がないと。
どこにも行けない。
岡山駅から。
ZINEの会場まで。
どうやって行こう。
って思うくらい。
歩いたら2時間くらい掛かりそうだった。
やっぱ。
そういうところは。
東京が良いなあ。
会場から西大寺までも。
車で30分ほど掛かる。
電車は?
って聞いたら。
1時間に一本とのこと。
なるほど!
って思った。
そういえば。
岡山に行くのが急に決まったので。
新幹線のチケットを取るのが遅くなった。
そしたら。
結構席あるな。
予約サイトは。
○印がついてたから。
チケットは取れるかな。
って思ったら。
自由席しか空いてなくて。
え?
ってなった。
自由席って。
低所得者が乗るところでしょ?
とか失礼なこと思ったけど。
間違いなく。
俺も低所得者。
しかも。
年季も入ってる。
10代から。
ずっとだ。
で。
そもそも。
低所得の人は。
新幹線もあんま乗らないか。
とも思ったけど。
とんだ誤解だった。
完全に誤解だった。
お詫び申し上げます。
ただただ。
予約するのが遅い人が乗るチケットだった。
始発が東京だから。
ホームで待ってれば。
そのうち座れるのかとも思ったけど。
ホームで突っ立て待つんだったら。
新幹線のデッキで突っ立ってても。
一緒じゃね?
とか思って。
突っ立ってたら。
全然空かないの。
品川でさらに増えて。
新横浜でもっと増えて。
一人。
新横浜で降りてった人いたけど。
そんな自由席で。
微妙に立って乗るくらいだったら。
普通の電車で行っても。
横浜くらいだったら。
楽に行けるんじゃね?
とか思ったけど。
余計なお世話すぎる。
そんなことより。
俺の足が限界だ。
近くに突っ立ってたお姉さんは。
20分くらいで。
床に座り込んでた。
多分だけど。
おっさんばっかで。
加齢臭にやられたんだと思う。
加齢臭は下の方はあんまいかなそう。
なんか。
ムワーンって。
上に立ち昇りそう。
知らんけど。
で。
新横浜でも全然空かなくて。
次は名古屋。
名古屋についても。
特に変わらず。
どんどん追いやられて。
ついには。
通路に。
で。
俺の手には。
鈴木智彦著。
「ヤクザときどきピアノ」
9月12日に文庫版が出たばかり。
マジ最高。
何度も涙ぐみそうになりながら。
ただただ。
足の痛さに耐える。
屈伸運動したいけど。
狭くて出来ない。
小学校の頃。
集会とかで。
「気をつけ。」
と。
「休め。」
みたいなのがあったけど。
今でもあるのかな?
で。
その。
「休め。」
っていう。
謎の。
足を少し開くやつ。
あれを。
繰り返す。
小学校の頃は。
あれの意味がよく分かってなかったけど。
今なら。
わかる。
ちょっと楽。
体重乗せる足を変えたら。
ちょっと楽。
おおー。
とか思いながら。
読み進める。
まさかの。
行きの新幹線の途中で読み終えるっていう。
暇。
むっちゃ暇。
スマホはあるけど。
別に。
見たいものなんて特にない。
他人のSNS投稿とか。
ほぼ興味ない。
新製品とか。
もっと興味ない。
人の噂話なんて。
さらに興味ない。
芸能人とか。
一番興味ない。
とか思ってたら。
SNS見る意味ってなんだろ?
とは思うが。
まあ。
仕方ない。
鈴木智彦の本は。
むっちゃ面白かった。
何かを学ぶってことの。
エッセンスみたいなものが。
詰まってた気がする。
そんなこんなで。
新大阪。
ようやく座れた。
長かった。
やっぱ。
指定席とか。
早めに指定すればよかったなあ。
行くなら。
その場で。
即決。
それしかないな。
俺らに出来ることって。
結局決断でしょ。
とか思ったりしながら。
岡山まで寝てた。
で。
着いたけど。
長くなったのでまた次回。
ただただ。
長いだけの日記になってしまった。

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