BLOG - 小林孝行(flotsam books オーナー)

濵本奏さんが素晴らしい写真集を作ったよ。

濵本さんが前に。
「写真集作りたいんですよ。」
って言ってたと思ったら。
もう作ってた。
その行動力。
マジで。
他の凡百の若者とは一線を画する。
去年も。
ボリス・ミハイロフの大きい展示がフランスであると知ったら。
もう飛び立ってた。
お金のことや。
仕事のこと。
生活のこともあるだろうけど。
後先のことは後で考える。
なんとかなるし、なんとかする。
その精神が羨ましくも頼もしい。
まあ。
直接聞いたわけじゃないから知らないけど。
多分そうなんじゃないかな。
まだ24歳。
お店のおかげで。
若い人と話す機会もあるけど。
やっぱ。
行動力がある人は。
本当に違う。
って改めて思った。
本人は「多動症なんで笑」つって笑ってたけども。

普通に若手って思われてると思うんだけど。
濵本さんは。
そんなエクスキューズを必要とせず。
一人のアーティストとして。
世界と相対しているように俺には見える。
「若さ」って。
若いのにすごいとか。
その年齢で。
とか。
若いことを理由に。
言い訳にも使えるし。
時には軽んじられたりすることもあるだろうし。
未熟さみたいなのを。
感じさせない強さと。
これからの可能性みたいなのを。
言い訳にしない強さを持っているように思える。
関係ないけど。
以前に。
世界的な写真家に。
選ばれたことを誇らしく語ってたある有名な写真家がいた。
あれにはがっかりしたなあ。
心底。
まあ。
それはともかく。
濵本奏さんが。
とても素晴らしい写真集を作ったので。
もし興味があったら。
どこかで手にして欲しい。
初版は300部しか作ってないので。
できることなら早めに手にして欲しい。

https://shinju.base.ec/items/115058906

本書は、2024年に横須賀市で行われた芸術祭「SENSE ISLAND/LAND 感覚の島と感覚の地 2024」において、TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCHによるキュレーションのもと発表した作品、「ー・・(チョー タン タン)」を、書籍として再構成したものです。
横須賀で撮影した写真のほか、1945年の伏龍特攻隊に関する記録、2024年の制作期間に綴った日記を収録。
また、フィールドレコーディングで集めた音をミックスした音源を収録した7インチレコードが付録になっています。(出版社HPより)

作品については。
このインタビューに詳しい。
酒井さんが良いインタビューしてる。

https://note.com/tpr/n/nf71996652c62

 

 

 

 

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