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BLOG - 小林孝行(flotsam books オーナー)

今日のお客さん 2021.09.21.

今日のお客さん。
なんか日付が1日ずれてるな。
ズットズレテルズっていい名前だな。
まあ、思い出しただけだけど。
ちょっと取材があるので本屋について改めて考えることがあった。
本屋をやりたいって思ったのはいつだっただろ?
本屋になりたいって思ったのはいつだっただろう?
20年以上前のことだから上手く思い出せない。
若い人と話してると将来のことを聞くことがなくもない。
写真家になりたい。
とか。
編集者になりたい。
とか。
アーティストになりたい。
スタイリストになりたい。
それこそ色々だ。
誰にも可能性があるから何にだってなれるんじゃないか。
と思わないでもない。
でも、いつも思うのは。
なって何がしたいの?
ってことに尽きる。
編集者になって何がしたいの?
漠然となっても、なった時点で途方に暮れちゃうよ?
って思わないでもない。
編集者になってこういう事柄をまとめて雑誌作りたいとかページ作りたいとか。
そういうのがないと、本当に憧れてるだけの人になっちゃうよ。
って思わないでもない。
一番わかりやすいのがお金だろうか。
お金が欲しいなあ。
みたいな話はよく聞くけども。
お金なんてお金だけあっても安心の材料にくらいしかなりゃしない。
将来何かのために。
くらいの気持ちの余裕にしかなりゃしない。
大事なのは、「何かのために」の「何か」の部分なのに。
お金の使い道を考えてないやつは。
金をいくら持ったところでしょうもない日々に消費されて無くなるわ。
一歩先を考えるだけで今やるべきことが見えてくるんだけどね。
で。
なんでこんなこと言ってるかって言うと。
俺自身が本屋をやるのが夢だったけど、本屋を始めて途方に暮れたからだ。
何がしたいか考えてたつもりだったけど、ちゃんと考えれてなかったなと。
やりたかったことなんて、あっさりと出来てしまうこともある。
その後に何が出来るか。
その後に何がしたいか。
そういうのもっともっと考えておかなきゃダメだったなあと。
花男って漫画で花田花男に息子の茂雄が空を指差して夢の続きだ。
みたいなことを父親に気づかせる場面があって。
なんかその場面をずっと覚えてて。
夢には続きがあるんだなあ。
と薄ぼんやりと思っていたことが。
今まさに俺に起こっている。
あの頃に思ってた夢の続きが今の毎日なんだ。
って思ったらやる気も出るんだろうけども。
結局今日もかったるいなあと思いながらこの駄文を書いている。
誰か来ないかななんて思いながら。
あ、誰か来た。
危うく自己嫌悪に陥るところだった。
陥ったことないけども。

名前: 北村実里(24才)
職業: ライター
今日のファッション: 
Instagram: @ironimk
目標: かわいいページを作る
宣伝/告知: 

名前: オザキ(22才)/シマダカズマ(22才)
職業: 映像制作/フリーター
今日のファッション:      /安っすい服。
Instagram: @    /@
目標: フィルム写真でマンガを作りたい/家族で店ひらく
宣伝/告知: またきま〜す

名前: ピンキー(25才)
職業: 学生
今日のファッション: 古着
Instagram: @floydnimbus
目標: いっぱい遊ぶ!!
宣伝/告知: 

北村さんはライターさん。Robert Frankじゃなくて、Jack Kerouacに反応して買ってくれたのがなんか新鮮だった。
オザキさんとシマダくんはZINEとかゆっくり見てくれてた。面白いZINE買ってくれた。
ピンキーさんは学生。今年度に卒業らしくて色々と参考資料とか探しに来てくれた。ウチの本見てなんか元気出たって言ってもらえて嬉しかった。
最後の方に来てくれた人と一緒に誰かへのプレゼントを一緒に考えたんだけど、なかなか難しいもんだ。なんでもあげたいものあげたら良いとは思わなくなったので余計に難しかった。
そんなこんなで平日なのに人が来てくれて良かった。

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