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BLOG - 小林孝行(flotsam books オーナー)

ダサさ。

ども。
flotsam booksの小林です。
先日はリトゥンアフターワーズ山縣良和さんが主催する「ここのがっこう」に行商に。
ここのがっこうっていうのは山縣さんが作ったファッションの学校で。
現在体験講習の参加受付中なんで興味ある人は無料だし是非体験してみて欲しいなあ。
って思ってます。

あ。
俺。
このブログで。
このフイナムブログで。
時事問題を斬ろうって思ってたんだ。
俺の鈍い感性で。
こう。
なんていうの?
鈍く中途半端に斬ろうとする。
みたいな視点ってないじゃないですか。
みんな上手いこと言おうとしたり。
鋭く斬ったり。
もしくは無視したり。
そういうのってさ。
もうよくない?
お腹いっぱいじゃない?
逆張りの意見みたいなのドヤ顔で言われてもさ。
イラっとするだけだし。
はいはい。
かしこいかしこい。
くらいしか感想ないじゃん?

で。
もうそろそろわかってきたじゃん。
なんていうか。
難しい事柄を。
快刀乱麻に。
明快にさ。
易しい言葉で解きほぐす。
みたいなのって。
幻想だったじゃん?
難しくしか言えないから難しく言ってるわけで。
単純にした瞬間に。
細かい何かがこぼれ落ちてしまう。
っていうかさ。
まあ。
わかりやすくいうと。
例えね。
これは。
例え。
バケツに砂がいっぱい入ってて。
その中に大きめの石が入ってたとするじゃん?

で。
石は隠れて見えない訳。
それが問題っちゃ問題なんだけど。
本当の問題は。
その石がバケツの中に敷き詰めらた砂の中に入ってるっていうのが問題な訳。
で。
石は砂で見えないから。
ガバッと手を突っ込んで。
石を取り出して。
はい。
これが問題です。
って言う。
ってのが。
難しい問題を簡単に説明するってことでさ。
実際には。
いやいやいや。
それだけ出されても。
って話な訳よ。
砂は?
バケツは?
って話になるでしょ?

で。
ここまで書いて。
わかったと思うけど。
この。
例える。
って言う。
例え自体が。
ちゃんとしてないと。
全然話が進まない。
ちゃんと例えられてなくない?
って訳。
何、バケツって?
なんで砂?
なんでバケツの中に砂が入ってて石があったら問題なの?
って話じゃん?
例えてんじゃねえよ。
って話じゃん?
で、俺は何が言いたいの?
って話じゃん?
俺だってわかんねえよ。
って話だけども。
いやー。
なんか。
書きたいことを書いてやろう。
このブログで!
って思ったんだけど。
書きたいことがそもそもない。

で。
ここのがっこうの話ですわ。
忘れてたわ。
すっかり。
山縣さんの顔も忘れかけてたわ。
で。
行ってきたんです。
生徒さんたちに。
本を見せに。
店ってのは。
みせるから。
みせ。
なのかな?
って俺は勝手に思ってるけども。
あ。
魅せるね。
見せるじゃなくて。
魅せる。
ダサい。
ダサさ、最高。
いやー。
ダサく生きたい。
ダサくっていうか。
ダサいって言葉の力ってさ。
ムッチャ強くない?
よく。
ダサい。
とか言っちゃう訳。
俺も。
なんかさ。
ダサいって言われたくないんだろうな。
とか思ってるんだろうな、俺は。
とは思うんだけど。
悪口には。
その人のコンプレックスが出る。
ってのは。
多分本当だろうね。
自分が言われて嫌なことを。
人に言ってダメージを与えようとするんだろうな。
とは思うんだけども。
そう考えたら。
俺は。
ダサい。
って言われたくないんだろうな。
って思ったんだけども。
そっから一歩進んで。
ダサいをまず受け入れようかなと。
思ったんですよ。
ダサい。
いやー。
英語でなんて言うのかね?
昔留学してた人に聞いたら。
you.
って言われて。
は?
って言ったよね。
で。
本当は?
って聞いたら。
not so cool.
とか。
out of fashion
とか。
そう言うらしいんだよね。
なんか。
否定文っていうか。
格好良くない。
みたいなニュアンスなんだよね。
俗語だと。
dumpとか。
wackとか。
そういう言い方もあるのかもしれないんだけど。
なんていうか。
not so coolとか。
out of fashionだと。
好き嫌いで言うと。
好きな子に。
俺、お前のこと嫌いじゃない。
って言ってるみたいな回りくどさがあるなあと。
いやいや。
ウゼー。
超うぜーな。
そいつ。

で。
それはそれで。
ここのがっこうですよ。
話が進んでないですけども。
がっこうって面白いですね。
俺も。
若い時に。
こういう学校に出会いたかったな。
って思ったんだけど。
普通に生徒に。
俺と同じ歳くらいの人もいるし。
なんか自由なんだよな。
幾つになっても。
学ぶ心って大事だなあ。
と。
しかも学校に行って学ぶ。
ってのはいいなあ。
って思った次第。
でね。
俺の行商は。
まあ。
いつものようにウチのお店から。
色々と本を見繕って。
生徒に見せて。
あ。
魅せて。
これいいでしょ?
とか言って。
これいいっすね。
とか言われて。
へへ。
みたいな。
ただの自慢かよ?
みたいな。
いや。
まあ。
そこで買って頂いたりするんですけど。
先日のメインは。
僕じゃなくて。
写真家の田附勝さん。
尊敬する写真家の1人。
写真家としてだけじゃなく。
人間として尊敬してる。
なんていうか。
真っ直ぐで。
ズルくなくて。
熱い。
そして。
いつも。
自分の視点。
強さも弱さも含めて自分という人間を。
隠さない。
ような人で。
あ。
このインタビューが。
俺好きなんですよ。
何度か読んだ。
https://fujifilm.jp/netprint/box/katachi/14/index.html
で。


ここのがっこうで田附さんがした話を。
ここに俺が書いちゃうと。
ちょっとダメな気がするんだけど。
一つだけ。
ハッとした。
っていうか。
今も。
心に残ってる話があって。
それは。
自分の核。
みたいな話の時なんだけど。
田附さんが上げたキーワードは。
「疑う」
これがさ。
すごくよかった。
まず。
好きなもの。
写真なら写真で。
絵なら絵で。
洋服なら洋服で。
たくさん見てる中で。
この写真が好き。
とか。
たくさんある訳だと思うけど。
じゃ、なんで好きなの?
何が好きなの?
本当に好きなの?
と。
逆も。
この洋服が嫌い。
こういう洋服が嫌い。
これまたたくさんある訳だけど。
そういう時に。
問い続ける。
なんで?
と。
好きも。
嫌いも。
自分から出てくる訳だけど。
ただ好き。
ただなんとなく嫌い。
とかじゃなく。
疑う。
みたいなことを言ってて。
それを積み重ねるうちに。
自分の核となる部分が。
明確になっていく。
みたいな話をしてて。
なるほどー。
って思ったんだよね。
というわけで。
今日は「疑う」を憶えてください。
それではまた。

 

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