BLOG - 小林孝行(flotsam books オーナー)

アルバイトのぼし

photographs by Samantha Samasa @samanthasamasa

こんにちは。
flotsam booksの小林です。

考えてることがさ。
思ってることがさ。
口に出てることってあるよね。
サトラレ?
とか思うんだけども。
ま、それだけですけども。
昔あった漫画ですね。
なんか思ってることが全部他人にバレちゃう特異体質。
みたいな話だったと思うけど。
もうさ。
一言で説明が終わっちゃったよ。
それで全部だと思う。
で。
そういうことじゃなくて。


今日は。
アルバイトについて。
たまに。
弊店にも。
アルバイトしたいんですけど。
って連絡もらうことがあります。
一言だけ言わせてもらうと。
俺もですけど?
だけども。
いやいや。
もうさ。
こっちは。
俺の食い扶持も稼いでないのに。
なんでわざわざバイトにバイト代払えるって思うんだろ?
とは思う。
っていうか。
稼いでそうなのかな?
売れてそうなのかな?
俺の店。
いやいや。
俺の年収どんくらいだと思ってんだろな?
今。
あなたが思った金額の。
1/5だよ。
それがリアルだ。
1月5日じゃねえよ。
5分の1。
5つに分けた1つ分。
それが俺。
いや。
それが俺。
って言っちゃうと。
俺が。
1/5型のプラモデルみたいになっちゃうでしょ?
プラモデルって?
とは思うけど。


でね。
バイトだわ。
アルバイト。
あのさ。
今ね。
アルにやってもらう仕事なんてない訳よ。
いやいや。
アルじゃわかんないでしょ。
バイトって書かなきゃ。
アルバイトのアルの方を書いちゃうと何も通じないわ。
とは思うけども。
で。
バイト。
え?
店頭に立とうとしてんの?
いやいや。
番台に座ろうとしてんの?
いやいや。
俺が座りたいし。
俺が立ちたいよ。
いやいや。
オンラインショップ。
っていう。
本当にあるんだかないんだかわからない。
心の中にだけあるような店から。
ようやく俺のリアルな居場所が出来た訳だし。
そんなどこの馬の骨かもわかんないやつに。
俺の居場所を奪われる訳にはいかんのよ。
とは思うんだけども。
そもそも。
面接なりなんなりしてたら。
どこの馬の骨かもわかんないやつが。
アルバイトすることにはならんでしょ?
とは思うんだけども。
なんていうか。
この。
根源的な恐怖。
わかるかな?
なんていうか。
自分の居場所を常に脅かされてるっていう。


なんかさ。
奪われそうな気がするんだよね。
俺の立場とか。
レジの金とか。
人を見る目がない。
っていうか。
まず。
自分を信用してないから。
俺がバイトの面接とかやるところ想像すると。
笑っちゃうんだよな。
いや。
そもそも。
面接中に笑っちゃいそうだし。
なんでここで働きたいと思ったの?
とか聞くんでしょ?
笑っちゃうでしょ。
御社の。
とか言われるのかな?
会社じゃねえし。
とか思っちゃうじゃん?
元々本が好きで。
とか言われちゃうのかな?
いやいや。
元々本が嫌いな奴、本屋で働こうとか思わないでしょ?
とか言っちゃうでしょ?
無理だわー。
面接。
想像面接しただけで。
今ニヤニヤしてるし。
みんなそういうバイトの面接っていう試練を。
今まで潜り抜けてきてんでしょ?
すげーな。
笑わないで。
すげーな。
超笑っちゃうわ。
自己PRしてもらってもいいのかな?
いやー。
無理だわ。
PRされたら。
笑わない自信がない。
そもそも。
何度か言ってきたけどさ。
俺がバイトに望むのは。
イエスマンなんだよなあ。
自分の考えとか。
そういうのある奴要らねえし。
小林さん、ここもうちょっとこうした方が良いんじゃないですか?
とか言う奴要らないし。
それがどんなに正しくても。
俺がどんなに間違ってても。
マジ要らない。
お前が自分の店でやれよ。
としか思わないし。
とか思っちゃうしなあ。
ってことで。
アルは募集してないです。
バイトも募集してないです。
もしどうしても必要になったら。
SNS以外で。
募集したいなあ。
口コミで募集したい。
flotsam がバイト募集してるらしいよ?
とか人から聞いて来たら面白そう。
とは思う。
まあ良いや。
今日も無茶苦茶暑い。
今日も頑張ります。
皆さんも良い一日を!
暇ならお店に遊びに来てください。

今日の写真はSamantha Samasaくん。

https://www.instagram.com/SamanthaSamasa/
 
Samantha Samasa(サマンサ・サマサ)

2000年生まれ。写真活動の他にカレーセッションプランナーとして暗躍中。

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