こんにちは。
flotsam booksの小林です。
先日、10代のアーティストたちの展示が無事終了しました。
来ていただいた皆様ありがとうございました。
今日は特に余計なことは書かず所感といいますか、感想みたいなのが書けたらいいなと思っています。
ま、いいなと思ってるなら普通に書けばいいじゃん?
とは思いますけど。
俺のブログだし。
誰にも規制されてないし。
表現の自由だし。
表現の自由を履き違えてないし。
でね。
まず。
彼女たちに最大限の敬意と拍手を。
いや。
言ってみただけですけども。
拍手とか。
今、俺が。
この文章書きながら。
急に手を叩いただけですけども。
年を取ったらからか。
理由はわかんないけど。
最近。
頻繁に手を叩くようになった。
猿化してるのかもしれない。
なんかさ。
イタズラした猿やチンパンジーがさ。
手を叩いて。
人を馬鹿にしてるような仕草ってするじゃん?
たまに。
ちょいちょい行為の中に拍手が挟み込まれるよになったわ。
あと。
カタカナ言葉。
フィックス。
とか。
タスク。
とか。
リスケ。
とか。
いや。
取材とかされた時にさ。
そういう。
カタカナ言葉を使ってさ。
いけ好かない店主になりきろう!
って思ってるんだけど。
取材されないよね。
待ってると。
ま、そりゃそうか。
とも思うけども。
で。
日常会話の中に。
あ。
こういう話を書きたいんじゃないんですよ。
最初に言ったよね?
俺。
今日は特に余計なことは書かず所感といいますか、感想みたいなのが書けたらいいなと思っています。
つって。
ですます口調で。
なにこれ?
日常会話の中に。
とか言い始めて。
ま、書きかけたから言うけど。
ちょいちょい挟んでたのよ。
妻と話してる時に。
いや、これはファクトがまだわからないから。
つって。
晩飯。
ば。
ん。
め。
し。
晩飯について聞いてるのに。
ファクトとかアホか?
とか妻に思われたりして。
心底うんざりした顔してたよ。
結婚を後悔してたかもしらん。
まあね。
妻も妻で。
リスカして、リスケ。
つって。
急に。
ラップ口調で言ってたけど。
俺と違って。
意味が通じてたけども。
でね。
それはいいとして。
展示の終わった感想について。
特に。
俺から何か言いたいことがあると言う訳じゃないんだけど。
少しだけ。
言い訳というか。
なんていうか。
やっぱ感想といったところかな。
今回。
展示をやろうってなったのは。
たまたま彼女たちの学校の美術の先生が。
ウチの常連のお客さんだったことが始まりなんだけども。
で。
ちょっと。
人と話してる間に。
少しだけ話を盛ってしまったっていうか。
美談っぽく言ってしまって。
ちょっと申し訳ないなと。
お涙頂戴なんて。
手法としては。
ほんと下の下。
下品なことだと思うんですよ。
感極まって泣くとか。
俺は大嫌いなんだよな。
人の涙は別に美しくもなんともない。
むしろ汚い。
鼻水と大差ない。
ただの生理現象だと思ってる。
ただ、不意にこぼれる一筋の涙だけは信じてるけども。
なんじゃそりゃ?
とも思うけども。
それはそれとして。
なんか。
卒業展も出来なかった彼女たちに。
ウチの店で展示を。
みたいに言ってしまったことをちょっと後悔してるっていうか。
そういう面も嘘じゃないけど。
俺は。
ただ、若い人にもウチの本を見てもらいたいだけだし。
彼女たちは展示出来るならしたいくらいな気持ちだっただろうし。
そういう利害関係が一致してた。
ってのが正直なところだから。
もし、美談に思ってる人がいたとするなら。
ここで謝りたいし。
まあ、謝らないまでも。
へー。
って思いたい。
どうなの?
それはそれで。
とは思うけども。
で。
展示。
みんな本当に戸惑いながらも。
好きに自由にやってたので。
ただただ驚きと面白さがあったな。
なるべく原理主義的な考え方は排除したいと思ってたんですよ。
なんのジャンルでもそうだと思うけど。
例えば写真はこうあるべき。
とか。
例えばヒップホップはこうでしょ。
とか。
普通は○○だよね。
とか。
そういう正統派。
みたいなものってさ。
いつの時代も。
その歴史の中でなんとなく形成されて。
なにも知らない若い人たちに。
押し付けて。
乗り越えられてきたじゃん?
そうやって進歩してきた。
って思ってはいるので。
ただただ固定概念だけは持たないで。
柔軟な心で受け入れてたい。
ってのは、いつも気をつけてはいる。
で。
彼女たちは。
はたして。
本当に、自由にやってたと思う。
プリントもコンビニで出力したコピー用紙だったりだし。
水平もなにも取らず。
テープで直張り。
とか。
マテリアルとか。
作品毎の大きさとか。
作品と作品の関係性とか。
そういう小難しい様々なことが。
どうでもよく思えたっていうか。
もちろん。
これから学んで変化していくところはたくさんあるだろうけど。
展示はこうあるべき。
展示のクオリティは。
みたいな。
堅苦しい考え方が一切なくて。
本当に自由に作品を展示してたくさんの友人たちに見てもらってて。
俺はとても刺激を受けた。
割と自由に考えてたつもりだけど。
全然固定概念に囚われていたんだなと気がつかされた。
特に。
彼女たちになんとなく共通してるなと思ったのは。
写真についての考え方。
捉え方。
というか。
多分、一定の年齢より上の人にとってみたら。
写真って。
現実を切り取るとか。
世界を切り取る。
これがリアルだ。
みたいな部分が多かれ少なかれどこかにあると思うんだけど。
彼女たちにしてみたら。
写真っていうか。
カメラで撮るものっていうのは。
連なるリアルの中の一場面をイメージに変換する。
みたいな感じなんだよね。
世界の一部を自分の視点で切り取るんじゃなくて。
世界の一部を素材に自分の世界を反映させる。
みたいな。
なんていうか、自分ってものがレンズじゃなくてフィルタって感じかな。
良いとか悪いとかじゃなくて。
彼女たちにはそういう共通点があったかもな。
ってなんとなく思っただけ。
何より自由だったし。
これからどうなってくのか。
なにがやりたいのか。
写真を続けていくのか。
それすらもわからないけども。
ただ。
願わくば。
俺の全然知らないところから名前が目に飛び込んできたら良いなと思う。
ありがとうございました。
と素直に思った。
もし、どこかで彼女たちが活動してるのを見かけたら是非応援してあげてください。
とても可能性のあるアーティストの卵たちだと思います。
今回はこの5人の方に参加頂きました。
敬称略、順不同。
藤井さくら
宮島彩
白根美海
儚ゐ花
SEINA