US ARMYのジャングルファティーグジャケットに目覚めたのは、昨年の今頃でした。
ミリタリーものは好物なのですが、どうやら自分はM65やジャングルファティーグジャケットなどのスタイルがあまり好みではないようで、あまり手を出してきませんでした。食わず嫌いという表現が正しいかな。
2021年4月に群馬県高崎市のベルーリアさんでイベントを行った翌日に、オーナーの山越さんのアテンドで古着ツアーに行った際に購入したのがキッカケでこのジャケットにハマったのですが、その時今まで気にもならなかったジャケットが、天井からそっと吊るされていただけだったのですが、なんとも言えないオーラを放っていたんですよね。なんかもうモノとして絶対手に入れなきゃいけないって思いました。
着てみると、めちゃくちゃ着丈が長くて細長く、上と下のポケットも離れていて余白がある。狙って作られた訳ではなく、製作上の都合と目指したサイズから必然的に生まれたバランス。パッカリングも強烈で、何もかもが好みでした。
ジャングルファティーグに詳しくなかったので、帰ってから色々と調べてみると、自分が購入したものは、バックヨークがないポプリン素材だったので、恐らくセカンドとサードの変換期のものと断定。ファーストからフィフスまで全部見てみたけど、自分が購入したものが一番好みでした。
それから半年ぐらい着用して、モノの良さやLEのコンセプトと相性が良いという事がわかってきた。散々見飽きられてきたアイテムかも知れないけれど、改めて作る事を決めました。良いものはよい。
素材は熱帯地域用に開発されたものなので、暖かくなっても着やすいコットンポプリン素材を使用し、縮みも強いものを使用したおかげで洗い上がり後のパッカリングもバッチリ。色めは自分が所有しているものに近づけて、縫製仕様も細かく再現した。原型と全く同じではないけれど、比べなければ十分なクオリティに仕上がっている（と思ってる）。
サイズ？フィット？は、9サイズを用意しました。しかし原型のものは15サイズ。。。さすがに太刀打ちできなかったのですが、日本人の男性向けという事を踏まえると9サイズで十分との見解。少し極端な設定にしているので、ショートとロングは原型にはないユニークなバランスになってます。そこが好きな人にはたまらない企画かと思います。また、やはり新品が好きという方にも是非見ていただきたいですね。
3/19 本日発売です。
