BLOG - 金子恵治(L'ECHOPPE コンセプター)

いつでもこの手にChapmanを

英国伝統のフィッシング&ハンティングバッグのメーカーといえばBradyとChapman。

あ、White House Coxもかな?なんて思いましたが、あちらは馬具を主体にしたメーカーですね。

個人的にはどちらも好きで、それぞれに思い入れがあるメーカー。

EDIFICEのバイヤー時代には、ChapmanがまだJohn L Chapmanという名前だった頃、毎シーズン相当数の別注バッグを依頼しては作ってもらっていました。

当時から自由度の高いメーカーだったので、みんなこぞってオーダーしていましたね。市場に色々なのが出てきて楽しかった記憶があります。

この類のインポートバッグメーカー全盛期ともいえる時期でした。

Bradyに関しては、日本の代理店に在籍していた事があり、その頃バッグの企画をした事があったので、やはりこちらも特別な思いがあります。

Chapmanと比べると、原型へのこだわりは強く、どの製品もフィッシングやハンティングの要素を感じられるデザインに絞られている印象。

いつまでも変わらぬクオリティとデザインが売りともいえます。

あくまで私の個人的な見解です。

 

今回の別注は、Chapmanの自由度の高さを存分に活かし、Chapmanを愛する方たちに向けて、いつでも持ち歩きやすいデイリー向けのバッグを企画しました。このバッグのモチーフとなったバッグもそんな思いだったんじゃないかなと思いを馳せつつ。

 

ちょっと冗談がキツいかも知れませんが、これも紛れもないChapmanの製品なのであります。

 

インディゴデニムをイメージしたブルースウェードにオレンジ色の太番手のステッチ。

 

ハンドルはもちろん赤。

ブランドパッチは裏面に隠して正面にはステッチが残るように。

 

Chapmanを象徴するマチ付きフラップポケットを正面に配置し、赤タブはもちろんこの位置に。。。

 

さらにイメージが膨らみ、ブラックデニムを意識したバージョンも追加しました。

 

価格は28,000円(税抜き)と、made in englandとしてはリーズナブルでは?

10月2日(水)発売です。

 

■L’ECHOPPE

■住所 〒107-0062 東京都港区南青山3-17-3 

■電話 03-5413-4714 

■営業時間 11:00~20:00 

■定休日 なし

 

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