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BLOG - 海瀬亮(urself / NICATA ディレクター)

茅ヶ崎コレクション

パリコレか東コレか、最後にランウェイを観たのはいつでどこのブランドのそれだったのか思い出せないくらいなのですが、昨日はランウェイを観に第1回茅ヶ崎コレクションに行って来ました。

いわゆる私たちの知っているコレクションブランドのランウェイとは趣旨が全く異なる茅ヶ崎コレクション。

営利目的は一切なく、このコロナ禍で着る機会が無くなってしまった クローゼットに眠ったままの、思い出の洋服やお気に入りの洋服を、出演を希望した各世代の20人の女性たちが元気に明るく楽しく着て歩くというイベントらしい。

 

どんなもんなんだろう?人は集まるのだろうか?という好奇心があって、平日の真っ昼間に1人で観に行って来ました。

意外っていうと失礼なんですが、小さいながらも会場はほぼ満員。

ご家族や友人の応援に、観客も盛り上がっていました。

 

とにかく感じたのはモデルさんたちも観客も楽しんでいるって事。

モデル出演が決まった女性達はプロのウォーキングの講師さんに基本的な歩き方などを事前に習ったそうですが、皆さん緊張する様子もなく、型にハマらず、自信満々に笑顔で楽しそうにランウェイを歩いていました。

 

途中、音楽が止まってしまうトラブルがあったり、なぜかビジュアル系の格好をした歯医者さんによるミニライブがあったりと、妙な空気が流れてるなと感じる場面もありましたが、観ている自分自身もクスッと笑ってしまったりと楽しむ事が出来たコレクションでした。

 

『その服どこで買ったの?』とか『今度東京の古着屋行こう』とか『〇〇先輩の靴がヤバい』とか仲間で話したり、塾や習い事でしか会わない他校の人の着ている服が気になったりしていた中学生や高校生の頃の、洋服の『モノの価値』ではなく『楽しむ感覚』に再度触れる事が出来た気がします。

 

自分のところの商品だけでコレクションを発表するのは当たり前のことですが、どこかの会社やブランドが、誰が何を着ても良い こういう場をスポンサードしたら面白い。

このブランドのコレじゃなきゃダメとか、売るための魅せ方ではなく、純粋に 輝いている人が身につけている物は素敵に見えるし、それをキッカケに購買欲が増す。

こういうコレクションというか企画は、本当の意味でアパレル業界全体を盛り上げるんじゃないかなぁ なんて

茅ヶ崎コレクションを観終わった帰り、自転車を漕ぎながら思った次第です。

やっぱり洋服は楽しいな。

 

 

もう何年もお世話になっている笹塚ボウルさんが改修工事の為にクラファンを実施中

Name.にもお声がけ頂き、ここでしか展開しないボウリングシャツを作らせて頂きました。

締切まで残り20日となっております。

気になる方はお早めに。

 

 

NICATA

明日11/26(土)はテラスモール湘南で C Side Marche

 

どうぞ宜しくお願い致します!!

 

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