BLOG - フイナム編集部

早急に有給を取得してください。10/15(金)に映画『DUNE 砂の惑星』が公開されます。

だれも達したことのない頂をめざしてつくるのは楽しいだろうな、とこの映画をみて思いました。

2週間前に、映画『DUNE 砂の惑星』の完成披露試写会に行きました。ここ2週間しばらく浸りきっていたんですが、いまさら筆をとって、いやキーボードを叩いてブログを書きます。編集の須藤です。

監督や主演がだれでというこまかいことを書いているほど冷静ではないので、気になる方用にリリースをコピペしておきます。ご自由にご覧ください。

全世界から命を狙われる、たった一人の⻘年、ポール・アトレイデス(ティモシー・シャラメ)。彼には未来を見る能力があった。宇宙帝国の皇帝からの命令で一族と共に<砂の惑星デューン>へと移住するが、実はそれはワナだった!父を殺され、巨大なサンドワームが襲い来るその星で、ポールは全宇宙のために立ち上がるのだが…

会場は、かねがね噂に聞いていた「池袋グランドシネマサンシャイン」。アルピーのH子さんも、会社の先輩のY﨑さんも、シネフィル崩れのW田くんも口を揃えていってました、池袋のサンシャインは設備がやばいって。

後ろのひとに座席蹴られたかな?と思うほど音の振動に生っぽさがあったし、やや小さめの箱でやるライブ並に音が尾てい骨を駆けめぐってた。わたしがミニシアターバカになっていたあいだに、シネコンではとんでもない進化があり、これをみんな享受していたのかと、すこし恥ずかしくなりました。

ご存知の通り、今回は砂の惑星が舞台。海や森って、まだマシかもしれません。砂漠はなにかの気配もなければ、時間をかけて育まれてきた跡も一切ない。ただただそこに在るだけ。人間や機械はどう応じたらいいのかと、途方もなくなります。

設定はいまから8千年後の10×××年。それに適応する宇宙船や戦隊服なんかもあって、砂漠を生き抜くための生命維持装置(自分から出た汗が、飲み水になるという保水スーツなるもの)もあり、それがむちゃくちゃにかっこいい。未来のはずなのに、ちょっと中世に回帰しているような模様があしらわれていたり、民族文化が色濃く残っていたり。

これまで世に出たSF映画の武装衣装をならべて、くらべて語ったりしたらおもしろそうな気がします。詳しいことはわからないけれど、その時代時代で人間の行動や生活様式が変わって、必要な部品/必要ではない部品があって、それに適応する形でたぶん組まれている。でも急所はぜんぶ首元、みたいな。知らんけど。

音ももちろんすごかった。よくBGMが気にならなかったらいい映画だと言うけれど、今回ばかしは逆。てかそんな概念が当てはまらない。映像の空気から音が生まれてるみたいな、不思議な感覚。そこから鳴らないわけがないと思わせてくれる。音の形というより、ひとびとのざわめきとか自然が発するうなり声みたいなものが創作されている感じ?っていうんですかね。。

鑑賞後、改めてSpotifyでサントラを聴き直してみると、もちろんめちゃくちゃよかったんですが、音が縮こまって聴こえる…映画館で最高峰のものを耳が覚えてしまったばかりに。。みなさん、やっぱり映画館へGO!です。タワマンに住んじゃって、もう家賃下げれないみたいなそんな状態。

そして、これはあんまり大声で言えないというか、ちょっとオカルトっぽいので片耳で聞いて欲しいんですが。

世に出回っている映画のビジュアルを見てみると、“DUNE”のデザインが「←↑↓→」を表現しているように見えませんか…?視力検査するときのランドルト環みたいに穴が四方向に空いてて、上下左右にバランスよくわかれているんです…こんな偶然がありますか…。これは砂漠の惑星において方位磁針が無力になること、ティモシーシャラメ演じるアトレイデス家の未来が不穏であること…を指しているのではないか…はたまた何かの伏線になっているのか…謎は深まるばかり。ムー編集部に頼ってみようかしら。

 

…と、いろいろ駄弁りましたが、もっといろんな見地から映画を紐解きたい! てことで、記事を仕込むことに決めました!! 映画公開に間に合うかはわかりませんが、お楽しみに。

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