お久しぶりです、編集部員の黄田(こうだ)です。
ぼくは生まれてこの方、タトゥーを入れたことがありません。要するにタトゥー童貞。
10代の頃は「彫りたい!」なんて思っていたけれど、一生を共にするモチーフや言葉もずっと見当たらなかったので、熱も冷めて今に至るというわけです。
日本よりカルチャーとしてのタトゥーが根付くアメリカでも、“一生もの”を懸念して彫らない人も少なくないそうです。そんな慎重派のアメリカ人、親近感が湧きます。
さて、本題。
NYのブルックリンに、1年ほどで消えるタトゥーインクを開発した「エフェメラル」というスタジオがオープンしたそうです。
いまは7~8ヶ月先まで予約が埋まっていてキャンセル待ち状態。
彫るころには気が変わってそうな気もするけど、1年で消えるんだったら試しにタトゥーを入れてみたい。おしゃれ目的というより、生活が一変するのかを感じてみたいのです。
タトゥーを入れたら本当に風当たりが強くなるのか、意外とすぐ飽きるのか、ギャルからモテるのか…とか。
百聞は一見にしかず。自分で体験してみなくちゃわからない。想定外のことも起きるかもしれません。
一生もののタトゥーの前哨戦にいいかもしれないし、飽き性の人なら1年ごとにモチーフも変えるのも良さそう。元カノの名前を彫っていたって1年で消えるなら、ギリ我慢できる。
エフェメラルとは、“短命な”とか、“刹那的な”みたいな意味。ナイスネーミング!
Tシャツを買い換えるように、気分次第でタトゥーが入れられる日もそう遠くなさそうです。