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BLOG - フイナム編集部

mid90sと服のこと。

ファーサイドよりもバッドブレインズでテンション上がっちゃった派です。はい、編集の石井です。

なんの話かっていうとA24制作の映画『mid90s』。ようやっと見に行けました。

ここでは作中で気になった服の話をつらつらと。

作品の舞台になった90年代半ばは自分も主人公のスティーヴィーと同じく中学生だったので、当時の空気感はよくわかります。あの頃はみんなあんな格好をしてました。パッと目についたものだと、Girl、Chocolate、blind、REALあたりのスケートブランドのTシャツ、それとサイプレスヒルやウータン・クランなんかのヒップホップT。んでダボダボのパンツ。懐かしい。

当時のものを用意して忠実に再現していた見事なスタイリングは、最近よくその名を耳にする衣装デザイナーのハイディ・ビヴェンス〔Heidi Bivens)によるもの。他の作品でも非常に良い仕事をしているので、服が好きな人はチェックしておいて損はないかと。

個人的に胸アツだったのは、スケボーに出会う前のスティーヴィーはストⅡのTシャツを着ていたのに対し、スケーボーをやりこむようになってからはいっちょ前にShorty’sのロゴTを着ちゃってたとこ。でも足元はスケボー前と変わらない、普通のスニーカー。中学生にとってスニーカーは高いからね。この辺の描写が妙にリアルだし、なによりTシャツの変化ひとつでスティーヴィーが微妙に成長している様子が伝わってきて、グッときたんですよ。背伸びしている感じといいうか、クルーに早く馴染みたいって頑張ってる感じがいいなあって。

見どころ満載の映画ですが、キャストの服装に注目しながらみるのも一興かと。

そうそう本作ではSupremeクルーのプロスケーター、ナケル・スミスも主要キャストとして出演していましたね。スニーカーはもちろんアディダス。イケてたなー。

『mid90s』のマーチャンといえばweberとコラボしたTシャツが今日発売でした。ロゴTもフォトTもどっちもイイ! けどもう完売しているみたいですね。残念。。。

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