どうも、9月に入ると途端に胸がザワつく、黄田(こうだ)です。
ザワめきの正体はM-1グランプリです。
でもなぜ年末の決勝まで3ヶ月もあるのにソワソワしているのか。
それは8月から1回戦がはじまっているからなんです。毎年5000組近くの芸人が出場する予選会。
たかが予選と侮るなかれ!!
9月、10月ごろから「この芸人が仕上がっている」というウワサがお笑い好きの間で流れてくるんです。だから予選といえども目が離せないのです。
例を挙げるなら、昨年優勝した「ミルクボーイ」。
優勝するまで全くの無名だった彼らですが、
界隈では9、10月ごろから「ミルクボーイの『コンフレーク』がやばい」とウワサになってました。
その結果が昨年の華々しい優勝。ゆえに予選から目が離せないんです!
個人的な予想はこんな感じです。
見取り図
2度の決勝を経て、キャラクターが浸透してきた頃合い。いまの安定感が素晴らしい。
昨年のネタは新しさを感じさせてくれましたし、あとは審査員との歯車がカチッとハマるだけかなと。
どちらもボケられるって相当な武器です。
ニューヨーク
昨年はトップバッターで苦い思いをした東京勢の筆頭株。
ニューヨークさんらしい皮肉たっぷりなネタが見たい!
からし蓮根
昨年、決勝のステージを踏んだホープ。デカい伊織の意表を突くボケと青空のワードセンスのいいツッコミ。正統派漫才をここまで新鮮に見せる技術はとにかくすごいです。
ちなみにぼくと同期の35期。
三四郎
今年ラストイヤー。テレビの売れっ子ですが、毎年準決勝敗退。今年は決勝の舞台で見たいっす!
ミキ
しゃべくり漫才でここまで自分たちの世界観に引き込めるってすごいことだと思ってます。
わちゃわちゃ感は見てて楽しめますし、ファンも多い。
ラランド
昨年準決勝に進出した唯一のアマチュアコンビ。事務所に所属してないフリーですが、
実力は折り紙つき。個人的にネタがめっちゃ好きです、なんか品があるんですよね。
コウテイ
我らがNSC35期の星、コウテイ。今年の「ABCお笑いグランプリ」を優勝し、
ノリに乗ってますね。ハマったときの爆発力は凄まじい。もしかしたら、もしかします!
たくろう
関西では数年前から注目されているコンビ。全国のテレビにも出てるんですかね?
挙動不審漫才というか、なんというかとにかく独特な雰囲気でめちゃくちゃ面白いです。
金属バット
最強のアングラ芸人みたいなイメージでしたが、いまや人気者ですね。
ネタのセンスがとにかく天才的。「漫才師は立ち仕事のサービス業」カリスマです。
令和ロマン(敗者復活枠)
昨年、魔人無骨から改名した令和ロマン。コンビ結成歴は5年と浅いですが、かなりの技巧派。
上手くておもしろい、これからのM-1をつくっていきそうなコンビだと思います。
コロナの影響によって無観客で行われている今年のM-1はかなり鬼門だと思います。
復活後の大会を盛り上げたかまいたちや和牛が今年は不出場。本命不在の頂点を誰が獲るんでしょうか。2020年以降のM-1グランプリの方向性を左右する年と言っても過言ではありません。
その前にキングオブコントも楽しみなのです。