こんにちは、編集部木村です。
「HNF-フイナムのフェス」のドタバタも過ぎ去り、
休みの日にNETFLIXを一気見したりしています。
休みの日に一切外出しないときの背徳感たるや…。
大丈夫、みんなもきっとそうしてる。(言い聞かせ)
で、随分前に見たNETFLIXの「ブラック・ミラー」。
よく「近未来を描いた『世にも奇妙な物語』」と例えられる、1話完結ものです。
そのなかの「ランク社会」って物語。
SNSで自身を採点してもらって、
加算された点数次第で受けられるサービスが変わるお話。
当時は面白いな〜と呑気に見てたんですけど、
中国ではその世界が現実になっていると。
かのアリババが先導している「芝麻信用」というもの。
支付宝(アリペイ)利用者の「支払い履歴」をはじめ、
「学歴・職歴」「資産保有状況」「交友関係」などによって、
その人の信用度を算出するんです。
350〜950点で採点され、
点数が高いと保証金が免除されたり、
出国時に専用レーンを通れたり。
逆に点数が低いと、
公共交通機関による移動に制限が出たり、
企業の採用に不利になることもあったり。
日本にもクレジットカードの色で
少なからず差はあるけど、
就職に影響はしないし、交通機関の制限なんかもない。
でもこの制度、日本でもジワジワきてるようで。
いまのところ、中国ほどハードじゃないけど、
これから徐々にその点数の存在が大きくなって、
「〇〇点以上の人とは付き合えない!」
とか
「〇〇点以下の人は入場をお断りします」
的なことになっちゃうんだと思うんです。
そんなことになったら、ちょっといろいろ、自信がない。