20代前半の頃は腕時計をずっとハワイ時間に合わせたまま、日本にいても戻さずに着けていました。それほどに身近に感じつつ、仕事や日々の心持ちにも影響を受けつつ、という感じでした。今度久しぶりに行くので、最近そんな頃のことを思い出して、ナウな現地の状況を調べてみたりしています。
ひとりで滞在していたときなどはあまり街にはおらずで、車を走らせてばかりでした。
ハワイでたくさん運転したおかげで、初めてアメリカ本土で運転することになったときも幾分リラックスしていけたのでした。
当然海外ではレンタカー。
普段乗らない車種・ジャンルに乗ることも楽しいは楽しいのですが、ここを自分の車で走れていたらもっといい気持ちだったろうなあ、とも時々思います。
Pathechoの”Driver’s Bandolier”は車のサンバイザー用アクセサリー(兼 人間用ベルトバッグ)なのですが、ベルトで調整・装着可能な汎用タイプになっていて、さまざまな車につけることができます。
そのため、普段は愛車につけているのを、遠方や海外に旅行をして現地でレンタカーをする場合などは持ち込んでその車にもつけられます。
交通安全お守りをこのポケットに入れておき現地でもその加護をいただくというのもいいし、もちろんパーキングチケットやサングラスをちょっと収納するのにもいいのですが、一番魅力的だと感じるのはいつも日本で乗っている自分の車の気配をほんの少し漂わせられるところです。
旅先でも愛車の気配を常に感じながら走れるのは嬉しいことだし、そのレンタカーへの愛着も少し増して、何日も一緒に走ったあとに返却するときの「ありがとうなあ」という気持ちも強まる気がします。
普段の車から「馴染んだ」ものを持っていくのは難しいことです。ハンドルやシートは容易に持ち出せません。一方で、簡単に持ち出せるような車内アクセサリー、例えばスマホホルダーやドリンクホルダーなどを持っていって旅先で愛車の気配を感じるかと言えば微妙です。
“Driver’s Bandolier”は金具以外がすべてレザーでできていて、車内の環境や経過した時間(≒距離)と連動して財布や革靴と同じように独自の変化をしていきます。
自分の車や旅路に合わせて変化してきたものを旅先のレンタカーにつけたなら、それは少しだけ、普段の車とともに走っている感覚にもさせてくれるのではないでしょうか。
また、このプロダクトは元々「車を乗り換えても次の車へ引き継いでいける」ことを重視して汎用タイプとなった経緯があります。
前の車と行った場所や走った時間の証拠を次の車にも継承できたら良いと考えてつくったものですが、旅先のレンタカーにもこの道具が同伴していたのなら、この道具の持つ意味や歴史はその旅のことも含んでくれるのではと思います。
海外でレンタカーをする機会も多いメンバーによって願われて完成したプロダクトなので、同じように考える方に届けば嬉しいです。ハワイにも持っていこう🌴