BLOG - 猿渡大輔(グラフィックデザイナー)

NEUT Magazine

 

 

 

 

『NEUT Magazine』が初めて紙媒体として発刊するということで、そのためのクラウドファンディングに自分も微力ながら協力させていただいて、いま現物を実際に読んでいます。
やっぱり紙で手元に置けるのは良いもので、編集長コメントにもありましたが何年も後に読み返してまた共感したりできるのは価値だと思います。

 

『NEUT』にはしっかりとした大義と社会の中での存在意義があり、自分が感想を述べるなどして掘り下げたとてさほど価値はないのでぜひ皆さまにも実際に読んでもらいたいですが、少なくとも

 

自分は『NEUT』が過去にアップしていた記事によって積年の悩みやモヤモヤがひとつ、すっと軽くなる経験をしたので、読者にそういう効果をもたらすパワーがあるメディアな時点で、良いもの、世の中にあるべきもの、なのだと思います。

 

 

『NEUT』ロゴのキーホルダー 車のミラーにさげると可愛い

 

 

編集長の平山潤は学生時代の同級生

彼には写真やデザインなどのクリエイティブの才と理解が最初からあり、フリーペーパー的なものなど一緒につくったりした覚えもあるし、4年生のときには3週間くらいCATsの元気くん(最近会ってないけど息災かな)と3人でアメリカをふらふらし、自分がサンタクルーズあたりで車をパンクさせたときには留学経験のあった潤が保険の話などすべてやってくれて頼りっぱなしだった覚えもあります

 

いま思えば会った時から人としての熟度と安定性がある人間で(自分にはそれらが圧倒的に欠けていたのでよくわかる)、それでいて、お調子者で誰からも好かれるあの人柄です

 

社会的なメッセージを発する人、もしくはメディアの場合、発する人がどんな人かというのはすこし大事な要素になる気がします。突破力や理論武装は強いが敵をつくりやすいみたいなタイプだと急進的な印象になったり怒られてる気分になったりして耳を傾けにくくなるとか、あると思います。人間なので。
そういう意味では、彼のような、人が味方になる人 が多面において分け隔てなく、社会的なメッセージも平坦に穏やかに普通のこととして伝えていくというのが、なんかいいんだろうなあと傍から見ていて感じています。

 

読んだ感想をブログに書くね?と潤に断りを入れたくせに、早々に本の感想を述べるのを諦めて思い出話気味になった 本日の拙文でございましたとさ

 

 

 

 

ちなみに『NEUT』はポップアップ開催中。渋谷パルコの正面入ってすぐの超一等地にて、今週末までとのことです。本も買えるようなのでぜひ。

 

 

 

 

 

 

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