GORDON MILLERはオートバックスから出たブランドということで、大資本のもとさぞかし予算や人手が潤沢なのだろうねえと言われることが多いですが(自分も参画する前はそう思っていた節あり)、内部覗いてみるとそんなことはないです。子を崖に落とすタイプの親なんですねきっと。
なので自力で生き抜くべく、少数でキリキリやっているGORDON MILLERチームでして、自分も例に漏れず本当にひとりでいろいろやるので、よく取引先さま、メディアの方などからは「あ、それも猿渡さんがやるんですね、笑」となります。
そんな中でぽんぽん種を植えていたいろいろなプロジェクトや商品が一気に発芽ラッシュ
いまはこれですね…!
journal standard FurnitureさんとGORDON MILLER MOTORSで特別モデルつくりました。
大変な場面も多々あり長くかかった難産案件でしたが、コロナでさらに後ろに倒れている間にポジティブな気付きもあったりして、それが実物にちゃんと落ちた感はあります。
この件は自分でコンセプトメイキングから進行、デザイン・制作物関係、ほとんど入っての十数ヵ月。JSFの勝山さんの乱れ打ちアイデアをうちの車両チームに伝えると「うわ〜〜」って言いながらなんだかんだ具現化してくる、その過程が面白かったです。
journal standard Furnitureの勝山さんはじめ皆さま、まあ車にうるさい(詳しい)。
自分は実際車にそんな詳しくなくてただただ乗るのが楽しいの人間なのでいつもなるほど〜なるほど〜と言ってた気がしますが、そういう地点からのアイデアだからちゃんと実際の車に落とせるんでしょう。
POP UP等々がこれからあるので、またそのときにでもこの車の存在理由や細部のご紹介はさせていただくかもしれないですが、とりあえずはこの、なかなかない同士のなかなかないものづくりの結果を見ていただければと思います。
ちなみに中古のカスタムでもないしコンセプトカーでつくって満足なものでもなく、ちゃんと新車で量産して(台数限定ですが)売る商品です。本当にいろんな試験クリアしてるので車として本当に大丈夫な仕上がりだということは、言わせてください。笑
10/17(土)、18(日)で最初の展示商談会でございます。