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BLOG - 猿渡大輔(グラフィックデザイナー)

うちの秋冬

GORDON MILLERはやっているのが主にガレージ用品、カー用品などなので商品の特性的にというか、特にシーズンとかがありません。SS、AW、みたいなやつ。

 

ただ唯一、今年から始まったウェアに関してはやっぱり季節性あるものはさすがに区切るし、個人的な習慣としてもなんとなくシーズンの立ち上がりの時期とかはそわそわしてしまうので、せっかくなのでそういうタイミングにイメージビジュアルというのかルックというのかそういうものの制作にとりかかってみようということで

 

 

 

そして当日雨。
でもこのどんより具合、ほどよい陰鬱さがガレージタイムを楽しくさせるんだろうとむしろ盛り上がるわれわれ

 

年末年始ごろにやったとき(いま思えばあれは春夏シーズンのビジュアルと呼ぶものだったんだな)と同じく、スタイリスト近藤先輩、フォトグラファー柏田テツヲさん、ビデオ浦野大輔さん中心のメンバー。こういう感じがいいです。とか そういう感じじゃないです。がとてもとてもスムーズ。ゴードン ミラーはこうでしょ、というつかみどころも的確で、ありがたいチームだなあ。いつも勉強させてもらいながらやってます。

 

(↑ご好評いただいているオリジナルのルーフボックスがついてる)

 

そんなテンションで計画し始めて、前にも何かのブログの時に書いたけど納期<こだわりなうちのプロダクトチームの熱量に負けてのサンプルあがりスケジュール押し押しなどもあり、そもそもみんな多忙だし、って感じでじわじわ進めた今回。「2019秋冬のビジュアル!」と銘打っておきながら、夏の終わり頃にアップするとかではなく本当にリアル秋冬になってから公開。かえってちょうどいい説。

 

 

 

 

 

 

 

とここまでの文章ではなんか不真面目に取り組んでるみたいなのできちんと話すと、

GORDON MILLERは<ガレージから拡張していくライフスタイル>をブランドの考えるガレージライフの形として提唱していて、つくるものややることはガレージを想定したものばかりなのだけど、ガレージの根源的な楽しさだったり機能だったり遊びの要素だったりというものがそこを飛び越えて家の他の部分とか外遊びにも広がっちゃえばいいのに。とも思っています。
ガレージというのはたぶん生活(食べるとか排泄とか風呂とか)に直結してないぶん純粋な遊び場になりうる場所なんだけど、そこで悦に浸ってる感覚をそのままにほかのところでも同じように過ごせたりガレージの物が活躍したりして、で一周まわってその根源たるガレージの素晴らしさよ。と感じ直すような、だからやっぱり中心はガレージなのよ、という。。。自分の日本語の拙さよ。。。

 

物の目線で言っても、ガレージは家の中ではいちばんエクストリームな場所で、車もあるし半分外だし道具は多いしで求められる要素が案外多いので、それらを満たしに行くとほかの場面でも役立つディテールになってることが多いんですよね。カテゴリに限らず。車の拭き取りをするためのペーパーが、台所とかバーベキューでは完全にオーバースペック級だったりとか。

 

なので今回はシンプルにそういう内容で。この半年くらいで商品のカテゴリもすごい増えたので、それらも広範に登場できるようにしました。あれもこれもゴードン ミラーのやつです。

 

 

 

 

そして服をしっかり扱ってもらってます。今季、ウェアはことさら増えました。
それと、夏までの数ヶ月でゴードン ミラーを好いてくれる人々の中に想像より女性が多いことがわかったので、今回はビジュアルでもウィメンズの割合を増やしてます。

 

 

 

 

うちの服は基本メンズもウィメンズもないので同じ形。しかも機能優先だし、動きにくいガレージウェアなんてものはないはずなので結果的にワークウェア(ほんとの)に近い野暮シルエットが多いです。
それを女子が上手に着てくれてたりは普通にうれしい

 

 

以上!お客様にも、取扱店の方々にも、うちのチームの面々にも、ご覧いただいてGORDON MILLERのいまの状態を感じ取ってもらえたらうれしいです。

ご協力くださったみなさま、いつもありがとうございます。長々と書いてすみません。

 

 

 

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