他の媒体さんの取り組みをここで紹介するのも憚られるのですが。
以前のブログのときから幾度となく書かせていただいている、自分と家族ぐるみの付き合いであるマイケルがオーナーをつとめるブルックリンのPark DelicatessenとGORDON MILLERとで、GOOUTさんのディレクションのもと1型だけ特別にプロダクトをつくることになりました。
もともとパークデリとGOOUTさんで何かつくろうとされていたところ、両者にとって僕がいるGORDON MILLERが共通の知人というか絡まるにぴったりだということでお声かけいただいて、お言葉に甘えて乗っからせてもらってといういきさつ。
▲去年行ったときに撮ったブルックリンのパークデリ
じゃあ何かつくりましょうかねとなって、デザインや広報を請け負う時のようにいつも通り相手の四方山話に耳を傾けながらなにかとっかかりを探す。
するとマイケルは毎週欠かすことのない市場での花の仕入れのときの服装に不満があるらしい。パークデリは花屋としては売れっ子なので、まとまった量の花々を手際よく選びとって車に積み込んでさくさくと仕入れをしているのだろうけど、さすがに終わる頃には水やら泥やらがついてけっこうぐしょぐしょになってしまうと言うので、それなら仕入れの時にばさっと被れて、そうじゃないときは車内に収めておけるようなポンチョとかエプロンとかそういうのがあるといいんじゃない?ということになる。
ちょうど、GORDON MILLERの初期ウェアの中にパッカブルのアノラックがあって適してそうだったのでそれの大きいサイズをベースに、マイケルの希望に見合う生地をさがしたり、うちではやらないような、しかしパークデリっぽいようなカラーリングの候補を出し合ったり。採用することになったナイロンの生地は、マイケルが好んで着る古いマウンテンパーカーのような風合いと頑丈さ、そして発色の良さを持っていて今回の案件にはぴったり。撥水加工もばっちりでこれなら水やら泥やらを気にすることもない。前面には大容量ポケットでいろんな荷物も入る。
A5サイズくらいに小さく収納できるのでいつもは車のシートポケットにでも入れておけばいいし、いちおう引っ掛ける用のループもつけたから吊るしとくこともできる。マイケルが乗ってるホンダ・エレメントに収まってる図が目に浮かぶよう。
そんな感じでできたパークデリ仕様のパッカブルアノラック
明るいブルーがパークデリの店頭でも映えそうです。
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