BLOG - District UNITED ARROWS(Creativity & Craftsmanship, Freestyling)

Plus / Minus 2025 春・夏

私達が生きていくうえでは‘足す’ことや‘増やす’ことと、´引く‘ことや’減らす‘こと、その両方のアクションや思考があります。

そのどちらも重要なエレメント。

例えば地球・人類規模では食料の供給は増やす方が良いでしょうし、一方で食品の過剰生産は廃棄などネガティヴな結果に繋がります。

洋服で考えてみると、ある程度のヴァリエーションを所有しあれこれ着られることは楽しいことですが、余る程の服を所有してクローゼットに埋もれてしまうアイテムが多いのも無駄に思えます。

スタイリング視点で考えると、何かを足すことによってスタイリングに面白いツイストが出ることもあれば、思い切りシンプルに、アイテムや色、柄等を絞り込んだスタイルは潔く、格好良く見えます。

  
プラスとマイナス…それはあらゆる意味で世界に必要な2要素であると同時に、うまくバランスをとることも重要です。

ファッションではコロナ禍以降、生活者が買うべきものをしっかり見極めて、従来以上にものを減らし、本当に好きなものや服だけを買う…という傾向が世界的に強まりました。

それはとても健全な方向性だと思いますし、その結果‘クワイエット・ラグジュアリー’と呼ばれる、シンプルかつ高品質で完成度の高い服や靴、アクセサリー群が定着しました。

一方で‘引き算過剰’を自・他共に認識するケースも生まれている様です。

究極のシンプルを求め過ぎた結果‘服を着てもキモチがあがらないスタイル’…という袋小路で立ち往生してしまった方も存在します。

 

服自体を考えれば、本来はプラスでも無く、マイナスにも属さず、完成度の高いプロダクツとして存在していればそれを足すことも引くことも可能な筈です。完成度の高い単品は優れたスタイリングの最重要因子なのです。

2025年、春・夏のディストリクト・オリジナル商品は‘Plus/Minus’をテーマとして、それだけで、引き算的にサマになる服の実現を目指しつつ、オリジナルなアイデアやユニークなディテールをエッセンスとした存在感を醸し出す単品の服を提供し、結果的に面白い重ね着や独創的なスタイリングを生む原動力ともなれる服を提案していきます。

例えばジップ・フロントのシャツはそのままシャツとして着れば暑い夏に便利な軽いアイテムを目指しつつ、ジャケットやスーツ等と重ね着すればユニークなスタイリングとなる逸品を目指しました。


リバーシブル 1B ブレザー
¥68,200


トーマスメイソン ジップシャツ
¥30,800


ガーメントダイ マドラスチェック バンドカラーシャツ
¥19,800



ポリエステル 2B ジャケット
¥46,200円

2プリーツワイドスラックス
¥26,400円

1プリーツダブルスラックス ダブル
¥25,300円

▼展開店舗
ユナイテッドアローズ有楽町店、新宿店、大宮店、なんば店、仙台店、福岡店、オンライン
※商品の在庫状況は各店舗にお問い合わせください

2025年も前進し続けるディストリクト・ユナイテッドアローズに是非ご期待ください。

クリノ

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