とある現場にて、ライターの方からうちの車についての王道っちゃ王道な質問
この車のどこが気に入って買ったんですか?への答えに窮してしまった
どこが気に入っていたのか……
以前に車のことで記事を書いてくださった媒体さんやライターさんの中には、「やっぱりこの角張ったフォルムが気に入ってるんですか」「このカラーリングがポイントですか」「四駆だからですか」「ヤングタイマーですか」みたいに、よく言われる特性をYES/NOっぽい形式の問いベースで、誘導ではないけど記事的に欲しいのであろう落とし所を匂わせながら聞いてくれる方もいて、まあ否定するでもないので「そうですね、そういうところもありますね、」と言っていて、それが実際記事になったりしているわけだけど。
ニューヨークに住む友人が「乗り換えるならこの車種にしろ!きっと気に入るはず、オレの憧れの車だから(意訳)」と言うので探して買った車、振り返れば色もなにか明確に絞って探していたわけではないし、パートタイム4WDの切り替えレバーを四駆に入れた回数もきっと比較的少なくて。
ただ、事実として肌に馴染んですっかり気に入って乗り続けているのだから、すすめてきた友人の目は確かだったんだという。
なんとなくずるずる言語化できない愛着と依存を続けて、この9月にまた車検を乗り越えました。
信頼できる整備屋さんのおかげでまたこれからも安心して走れます。
冒頭の問いには結局歯切れの良い答えはできなくて、「すみません、どこが気に入ってるのかピンとこないです。でも気に入ってるのでいまもしこの車が爆発四散したとしたらまた同じ車種を探します」と使えない返答だけお渡ししてその日の現場は解散となりました。
車検明け、Highwayさんのエアフレッシュナーをさげて気持ち新たにスタート。
説明書きに「どこかお守りのような」とあるけれど、まさにお守りのように、次の2年の安全と爽やかな車内空間を願い託したいと思います。