BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

一物二価

 新聞を読んでいたら渋谷にオープンした海鮮居酒屋(だったか)が、訪日外国人に対し割増した料金を取っているというのがあった。日本人なら5000円のコースが、外国人なら6000円。店主によると外国人への接客は、より人的コストがかかるというのが理由だそうだ。このように説明できれば景品法的にも適法な範囲だと弁護士もお墨付きを与えている。

 ハワイには「カマアイナ」なるローカルルールがあって、レストラン、ホテルなどでハワイ州発行の免許を見せればローカル割引がある。ゴルフ場に関してはほぼ半額になる。上の例からすると日本でもカマアイナ割引制度が始まりそうな予感だ。たぶん行政が指導するということはなさそうだが。

 しかしこの円安はいつまで続くんだろう。

 おかげで海外への出張やら旅行やらが行きにくくなった。

 しかしある意味、当社のアパレル事業部は輸出分野があるので、この円安で大きな便益を得られそうなのだが、あまり実感はない。これからボディブローのように徐々に効いてくるのかな?

 

 

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