BLOG - 蔡 俊行(フイナム発行人)

パスワード

 6月になってもう11日経った。ぼくが育った地方の学校では6月1日が衣替えで(ほとんどの地域がそうだろうと思う)、毎年この時期はクロゼットの整理を行うのが慣例だ。しかし今年はサボってしまいそのままにしている。というのも近年6月から10月まで毎日Tシャツと半パンの生活なのでクロゼットの扉を開けることが少ないという事情もある。うーむ。生き方を考え直さねばならない時期かもしれない。

 整理をすれば運気があがる。風水とか占いの先生からも聞かされたが、どうも気の流れが良くなる気がする。というわけでずっと断捨離中だ。春夏・秋冬それぞれ120cmくらいのクロゼットのポールに収まるワードローブで過ごしたい。二本しかない足なのに何足の靴を持っているのかも頭の痛い問題だ。冠婚葬祭用のプレーントゥは必携だが、ジョンロブのウイリアムなんてもう履くことはない。しかしこないだウェストンのゴルフとローファーを処分したことを後悔したことを思い出すとなかなか清水舞台な気持ちにはなれないのだ。

 というわけで葛藤しながらも整理整頓の旅は続く。

 そしていま喫緊の問題が、パスワードの整理問題だ。

 メインで使っているパスワードもずいぶん変えてない。基本、メインのパスワードに利用するサービスのよってルールを決めた文字を加えるのが自分流である。しかし銀行やらセキュリティにうるさい相手の場合、しょっちゅうパスワードの変更を求められる。一度使った文字列は却下されるから、常に新しい文字列を考えなければならない。そうなるとこれの管理が大変だ。アプリなどでパスワード管理ソフトもあるが、それに入るにもパスワードがいる。

 しかしそろそろメインの文字列を変えようと思ってるのだが、サイトによっては一部の記号がダメだったり、キャピタルレターが必須だったり、同じパスワードで管理するにもそろそろ限界だ。世の中がどんどん便利になるにつけ、こういう不便さを抱えこまなくてはならない。

 で、自分なりのパスワードの管理規定を作ろう。

 1)名前とメルアドだけ登録(ネットニュースなどの購読)

 2)すべての個人情報を登録

 3)さらに決済情報(EC、amazonとか)

 4)会社関係で使うもの

 5)銀行などの要高セキュリティ

 上から下により複雑な文字列のものにする。原則キャピタルレター1個以上と記号1個以上を必ず使う。

 ちなみにこれまで使ったことがあるのは、もうない実家の電話番号とか生まれた家の番地などの数字。家族でさえ知らない数字だが、自分の中には深く刻まれているから忘れようがない数字であった。しかしここで告白するということで、もうこれらの数列は使わない。

 本日のポストは、個人的なメモということで。

 

 

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