毎年パリで行われている世界最大級の国際メガネ展示会「SILMO」に今年も行って来ました。
昨年はコロナ後3年ぶりに来場者が戻り始めた「SILMO」でしたが、今年は更に多くの人が来場し、ほぼコロナ前の活況に戻っていました。ここではその様子をお伝えします。
今回はファッションウィークと重なって開催されるため、フライトやホテルが混むことが分かっていたのでだいぶ早くから準備をしていました。
「グローブスペックス」では昨年からスタッフたちにも海外出張に同行してもらっています。店に並ぶ世界中からセレクトしたブランドたちは、どんな国や街から来ていて、それぞれのデザイナーたちの熱い思いを直に聞いたりできるようにするためです。今回は渋谷店の青木君、代官山店の丹生谷さんと一緒に訪れました。
パリ入りは「SILMO」開催の2日前。メガネ店やファッション、ビンテージなどの店を巡って、ヒントやインスピレーションを得るためです。また取り扱っているブランドとのミーティングなども行います。
でもまずパリに来ると絶対に外せないのが「タルトタタン」。NHKの番組「せかほし」内でも紹介されていましたよね! 今回もここからスタートしました。
今回「SILMO」前に特に回りたかったのはファッションや雑貨、家具などを扱うパリ市内のビンテージショップです。パリに住む人たちなど数人から事前に情報を得て回りました。
最初に訪れたのは有名なデパート「Printemps」の最上階にあるビンテージのフロアです。日本でも有名な古着屋さんがデパートでPOPUPストアを開催したりしますが、「Printemps」では最上階のワンフロアを丸々常設のビンテージアイテム専門フロアとして営業しています。パリらしくハイブランドの服やアクセサリーも数多く展示していました。前々からパリっ子たちの間では古着をオシャレに取り入れる文化が根付いており、街中にもさまざまなビンテージショップがありますが、著名なデパートでもワンフロア丸ごとビンテージ専門で展開するとは流石です!
また宿泊しているマレ地区には「Le Village」と呼ばれ、さまざまなタイプのビンテージショップがいくつもある「ビンテージ村」と呼ばれるエリアがありました。すべて回り切ることはできなかったので、またパリに来た際に詳しく見てみたいと思います。
午後には新しく「グローブスペックス」が日本での代理店となった「lazare studio」のデザイナーたちとミーティングを行い、製品上の改良点や新モデルの説明を受け、各国での展開方法などを話し合いました。その日の夜は彼らとディナーです。
滞在2日目は「Ahlem」が新しくパリにオープンした店舗で、カジュアルなミーティングを兼ねた朝食です。各国の代理店やセールスの人たちと交流しながら、パリらしいいろんなパンとコーヒーのモーニング。「Ahlem」は「Belleville」のコーヒーが大好きで、そこのバリスタからコーヒーの淹れ方をスタッフも学んできて店で振る舞っています。
その後「Lesca Lunetier」のデザイナーであるジョエル氏のアトリエに行き、蔵から出してきてくれたフレンチビンテージアイウエアのセレクトを行いました。60〜70年代くらいの古いアイテムが主なので職人さんのメンテナンスを経たものでなければ使いにくいのですが、今回はかなりの種類と数を用意してくれました! 近々に皆様にもご紹介しますので、お楽しみに!
夜は「Ahlem」とのディナー。「Septime」という予約の難しい人気レストランです。ヘルシーでオーガニックなフレンチで、料理もワインも非常に美味しかったです!
次回のブログではパリ滞在3日目から5日目の模様をお届けします!